島根県にIターンした体験談｜島根県移住のメリット・デメリットを紹介

島根県移住を検討中の人も多いのではないでしょうか。

 

島根県は、自然も多いので移住先としても人気を集めています。

 

 

このような悩みを持つ人もいると思います。

 

筆者は大阪府出身で2年以上前に島根県にIターンした40代男性です。

 

そこで今回は、島根県移住を通して体験した島根県の魅力を紹介します。

 

島根県移住を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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島根県に移住希望者に人気？

島根県は移住先として人気を集めています。

 

株式会社宝島社が発行する月刊誌『田舎暮らしの本』2月号「2022年度版 住みたい田舎ベストランキング」で、”若者世代・単身者が住みたいまち部門”と”子育て世代が住みたいまち部門”で島根県雲南市が全国第1位を獲得しました。

 

翌年の2023年度版の同カテゴリーでは全国2位を獲得しました。

 

次に、密かに人気を集めている島根県の魅力についてお話ししていきます。

自然と歴史・文化遺産が豊富

島根県は、日本海と中国山地に囲まれた場所にあり、豊かな自然に恵まれています。

 

島根県には、夕日百選に選ばれた宍道湖（しんじこ）や道の駅キララ多岐など自然豊かな景勝地のほか、

 

 

の7つの国立・国定公園があり、大自然を身近に感じられる環境です。

 

他にも歴史や文化にも触れられます。

 

島根県は、歴史深い地域であり神話の舞台として数多くの神社や遺跡を有しています。国譲り神話や縁結びの神として知られている大国主命など、さまざまな神を祀る「出雲大社」、2007年に鉱山遺跡としてはアジアで初めて世界遺産に登録された「石見銀山遺跡」など数多くの文化遺産を有しており、歴史や文化を感じられます。

 

自然や歴史・文化を身近に感じられるのが島根県の魅力のひとつでしょう。

待機児童が少なく子育て世代が働きやすい

厚生労働省が発表した『保育所等関連状況取りまとめ（令和4年4月1日）』によると島根県の待機児童数は0名でした。待機児童がいないのは、子育て世代が働きやすい環境である指標になるでしょう。

 

子育て支援も充実しており、しまねの結婚 妊娠・出産 子育て総合ポータルサイト『てごしてしまね』では、結婚から子育てまでに役立つ支援情報を提供しています。

 

仕事と育児の両立に関しては、子育てを楽しみ自身も成長する男性「イクメン」を応援する「イクメン応援キャンペーン」、子育てや出産後の復職がしやすい環境整備に取り組む中小規模事業者に関しては、「出産後職場復帰奨励金」「子育てしやすい職場づくり奨励金」があります。

 

他にも「部下の仕事と育児や介護など私生活の両立を考え、キャリアと人生を応援しながら自身も人生を楽しむ」育児と上司（ボス）の造語である「イクボス」宣言へも積極的に取り組んでおり、個々の従業員がいきいきと活躍できる職場づくりを推進しています。

 

子育て世代が働きやすい環境づくりを推進しているところも、島根県の魅力のひとつでしょう。

交通事故や犯罪が少ない

警察庁によると、島根県での2022年刑法犯認知件数は、1,834件で全国で1番低い県となりました。また同年の交通事故発生件数は766件で全国で2番目に低い結果でした。参照：日本損害保険協会

 

刑法犯認知件数が一番多い県は、東京都で刑法犯認知件数は78,475件であり、交通事故発生件数は30,170件です。

 

交通事故や犯罪が少なく、安心して生活できる点も島根県の魅力のひとつでしょう。

島根県に住むメリット3選

次に、島根県移住のメリットには何があるのかお話しします。

自然が多い

島根県には7つの国立・国定公園や日本海、中国山地があり、自然に囲まれた環境だからこそできる体験が多くあります。

 

など都会では味わえない自然を満喫する体験が数多くあります。

海の幸、山の幸が多い

観光客に有名なのが「出雲そば」だと思いますが、他にもいろいろと特産品があります。

 

 

などが有名でしょう。

 

上述の特産品を鮮度がよい状態で食べられるのも、島根県に住む方のメリットだと思います。

野菜など作物を育てやすい

都会では土地がないため、家で野菜を育てることが難しいかと思います。ベランダにプランターを設置して、育てるのが精一杯という方も多いかもしれません。

 

島根県では空き家バンクがあり、畑に使える土地がついていたり、無償で貸してもらえたりします。

 

プランターレベルではなく本格的に野菜を育てることも可能になるので、自分で作った野菜を食べることができます。自給自足の体験をしながら、家計の負担を少し減らせるかもしれませんね。

島根県に住むデメリット3選

次に、島根県移住のデメリットには何があるのかお話しします。

コンビニが少ない

筆者が体験した中で一番カルチャーショックだったのが、コンビニの少なさです。

 

筆者が住んでいる場所は、出雲市の山間の田舎です。こちらに移住して真っ先にコンビニが必要になったので調べたところ、家から一番近いコンビニまで7kmもありました。

 

都市部にはそれなりにコンビニがありますが、都会のような距離感にはないと考えた方がよいでしょう。

交通の便が悪い

鉄道だと出雲市内でも通勤時間で2〜4本しか走っておらず、郊外になると1時間に1本しか走りません。通勤、買い物などは不便に感じると思います。

 

タクシーも少なく、一般社団法全国ハイヤー・タクシー連合会によると、令和3年3月31日現在で、島根県の個人タクシー車両数はゼロ、法人タクシー車両数は1,024台と車両数は全国で7番目に少ない状況でした。

 

ちなみに、東京都は個人タクシー車両数が11,084台、法人タクシー車両数が30,632台で、大阪府は個人タクシー車両数が2,548台、法人タクシー車両数が14,839台となっています。

 

都会では急な用事があってもタクシーで移動できますが、島根県ではタクシーも少ないため自家用車が必要になるわけですね。

場所によってはインターネット回線がない

都会ではインターネットプロバイダーを考えるだけでよいですが、田舎だとそもそもインターネット回線が構築されていない場合が多いです。

 

松江市や出雲市の都心部では、インターネット回線が構築されて家の近くまで届いていますが、郊外になるとインターネット回線自体がないケースがあります。

 

インターネット回線が家の近くまで構築されていない場合、ケーブルテレビに入ってインターネット回線を構築する方法がありますが、都会よりインターネットの費用が割高になることは想定しておいた方がよいでしょう。

島根県移住に向いている人

次に、島根県移住に向いている人についてお話しします。

爬虫類や昆虫が大丈夫な人

田舎なので、ヘビ・トカゲ・ヤモリなどの爬虫類、ハチ・ムカデ・クモなどの昆虫の出現が数多くあります。自然が豊かである証拠ですが、生活する上ではあまり出てきてほしくないのが心境です。

 

時間の経過と共に見慣れてきますし、家の周りに虫が嫌いな成分が入っている忌避剤（きひざい）を撒くことで対策をとれますが、極端に虫嫌いな方は松江や出雲の都心部の方がまだ回避できるでしょう。

自家用車を持っている人

田舎でも郊外に住むとなると、電車やバスなどを思うようなタイミングで使うことができません。買い物1つでも自家用車がないと、何kmも歩かねばならないことが想定されます。自家用車を維持できる経済状況も含めて、持っておかないと生きること自体が大変です。

 

最低でも一家に1台は持っておくべきでしょう。

リモートワークができる人

通勤するにも電車やバスが思った通りに使えないケースが多いです。通勤する必要がないリモートワークができれば「電車やバスの本数が少ない時刻表に悩まされる」などの悩みから解放されます。

 

自家用車は生きることでも必要とお話ししましたが、燃料費も上がり続ける状況なので、通勤が不要なリモートワークだと燃料費削減にも寄与します。

 

畑などで自給自足を体験したい方には、仕事と畑仕事を両立しやすい環境にもなるので、リモートワークがおすすめできる働き方のひとつでしょう。

島根県移住でよくある質問

島根県移住に関してよくある質問と回答をまとめます。

島根県の移住者向けの支援制度は？

島根県ではUIターン希望者の受け入れと、地域の定着までを各段階でサポートするために、さまざまな支援制度が設けられています。

 

 

上述以外にも各市町村で別途支援制度がありますので、しまね移住情報ポータルサイト「くらしまねっと」などで調べてみてください。

空き家を探すサポートは？

島根県では空き家バンクが開設されています。各市町村単位で外観、間取り、金額をすぐに調べることができます。賃貸・買取の一軒家をお探しの方は、くらしまねっとを活用してみてはいかがでしょうか。

島根県移住のおすすめ地域は？

島根県もさまざまな市があり、特色が異なります。

 

そこで、移住者に人気の地域をまとめてみました。

 

 

株式会社宝島社が発行する月刊誌『田舎暮らしの本』2月号「2022年度版 住みたい田舎ベストランキング」で”若者世代・単身者が住みたいまち部門”と”子育て世代が住みたいまち部門”で全国第1位を獲得した地域となります。

失敗や後悔するパターンは？

島根県移住で失敗や後悔をしないで済むようにしたいですよね。島根県に住む筆者が「ここだけは注意した方が良い」と思う点をまとめてみました。

 

 

都会に住んでいる方からすると、暖房やお風呂に灯油が必要になるケースはあまりないかと思いますが、田舎では普通にあります。都会以上にかかる出費として、想定しておいた方がよいでしょう。

 

田舎では、草刈りや水路掃除、自治会役員など地域の活動に参加させられますので、どうせなら自分から入る気持ちで参加した方が気持ちが楽になるかもしれません。

島根県移住を考えているあなたへ

 

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完全在宅（リモートワーク）で働ける環境が整っており、地方移住者や子育て中のママさんまで、さまざまな方が働いています。

 

マーケティングやWebデザイン、広告運用、人事採用など多彩なポジションを用意し、ご自身の希望と適性に合わせて働けるのが魅力です。

 

基本的にスキルよりも人柄、やる気を重視します。教育や研修体制も整っていますので、学ぶ意欲さえあれば未経験でも応募可能です。

 

興味のある方はぜひ募集要項をチェックしてみてくださいね。

 

まとめ

今回は島根県移住についてお話しました。島根県は比較的住みやすく、移住者に人気の場所でもあります。ぜひ本記事を参考に、島根県移住を検討してみてください。

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