仕事に忙殺されて休日は寝るばかり、家事・育児の毎日で社会との繋がりがない、このような現状を変えたいと考える人は少なくありません。
今回は会社員からフリーランスになり、ワークライフバランスを実現した筆者の経験を踏まえ、ワークライフバランスを実現する方法やメリットを解説します。
目次
ワークライフバランスとは
ワークライフバランスとは何か、まずは言葉の意味をみていきましょう。
内閣府がまとめた「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」によると、ワークライフバランスは以下のように定義されています。
国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会
簡単にいうと、仕事とプライベートのバランスが取れた働き方や生き方のことです。
ワークライフバランスを実現するメリット
ワークライフバランスを実現するメリットを紹介します。
やれることの幅が広がる
ワークライフバランスを実現すると、やれることの幅が広がります。
例えば現在、毎日朝から終電まで働いて、休みは週1日、連休なし、このような生活をしていたら、プライベートでできることは限定的です。
それが残業はほぼなく、週休2日、大型連休も休めるとなったらどうでしょう?
これまでは時間がなくてできなかったことへの挑戦は叶い、家庭がある人であれば、家事・育児に費やせる時間も大幅に増やせますよね。
心と体にゆとりを持って生活できる
筆者は会社員時代に、連日長時間労働が続いた時期を経験しましたが、寝不足で疲れている状態が続くと、どんどん自分に余裕がなくなっていくものです。
集中力がなくて仕事は捗らない上、他人に優しくできなくなったり、些細なことにイライラしてしまったり、あらゆることが悪循環に陥りました。
ワークライフバランスが実現すると、心と体にゆとりを持った生活ができるため、平和な日常を過ごせることにもつながります。
日々のモチベーションが上がる
ワークライフバランスの実現によって、オン・オフの切り替えがしっかりできると、日々のモチベーションが上がります。
内閣府の調査でもfa-arrow-circle-right「既婚・独身問わず、男女ともに、ワーク・ライフ・バランスが図られていると考える人の方が、仕事への意欲が高い傾向にある」という結果が出ています。
また、ワークライフバランスが整う環境にはモチベーションが高い人が多いので、相乗効果で生産性の向上につながるのでしょう。
ワークライフバランスを実現する方法4つ
ワークライフバランスを実現する方法を紹介します。
理想の状態を明確にする
ワークライフバランスの実現を目指して行動する前に、自分にとって理想の状態を明確にすることをおすすめします。
- どんな働き方がしたいか?
- どれくらいの労働時間や休日数が理想か?
- どこでどのような暮らしをしたいか?
といった質問を自分に問いかけてみるといいでしょう。
理想の状態は今の会社でも目指せるのか、それとも転職や独立をしなければ難しいのか、転職するならどのような条件で探せばいいのか、諸々判断しやすくなります。
ワークライフバランスの実現を目指して迷走しないためにも、1度頭の中を整理しましょう。
仕事の効率を上げる
仕事の効率が悪いために残業が多かったり、休日出勤でカバーしたりする人は、仕事のやり方を見直して効率アップを目指しましょう。
効率アップによって時間外労働を短縮できれば、それだけでもかなりゆとりはできるはずです。
不向きな仕事や過酷な環境で働いているのであれば見切りをつけるべきですが、そうでない場合、今のレベルで転職や独立をしても、結局似たような状況になってしまう可能性もあります。
ワークライフバランスの向上に取り組む企業に転職する
ワークライフバランスの向上に取り組む企業では、時短勤務やフレックス制が機能していて、自分に合った働き方が選択できます。
また、そういった企業は、残業管理や休みがきっちりしていて、有休が取得しやすいなど、あらゆる面で仕事とプライベートの両立がしやすい環境を整えています。
ワークライフバランスを求めて転職するなら、働きやすさが伝わる企業を選ぶといいでしょう。
社員の口コミ投稿サイトopenworkでは、ワーク・ライフ・バランスの項目もあり、リアルな声が見れるので、参考にしてみてください。
フリーランスになってリモートワークをする
フリーランスになってリモートワークをすると、出社がなくなるため、通勤時間もなくなります。
総務省の調査によると、日本全国の平均通勤時間は、往復1時間19分。週5日で約6.5時間、4週間で約26時間です。通勤時間がなくなるだけでも、だいぶゆとりが生まれますよね。
筆者はフリーランスのリモートワーカーとして活動していますが、好きな場所で働き、働く曜日や時間も自由に決めているので、ワークライフバランスは完璧だと感じています。
フリーランスはワークライフバランスを実現しやすいおすすめの働き方です。
ワークライフバランスの実現を目指す上での課題
次に、ワークライフバランスの実現を目指す上での課題を解説します。
ワークライフバランスの向上に取り組む企業が少ない
時短勤務やフレックス、リモートワークといった多様な働き方を導入していて、残業は少なく、有休消化率は高い、といった条件が揃う企業は少数です。
時短勤務は機能しておらず、サービス残業は当たり前、1日有休を取るのも一苦労、リモートワークを取り入れる気はない、こういった企業はたくさんあります。
仮に条件が揃っていても、勤勉な日本人はそれらを活用しない人も少なくありません。
上司が常に通常出社をしていて有休も使わないため、希望を出しづらくて、制度が形骸化しているところも。
ワークライフバランスが本当に実現できている組織は、まだまだ限定的です。
労働時間が減ると同時に収入が減る場合もある
残業が減るのはありがたい一方で、その分残業代も減るのはしんどい、と感じる人は多いのではないでしょうか。
仕事が早く終われば体力的、精神的なゆとりは生まれますが、収入が減れば自由に使えるお金が減り、プライベートで我慢が増える場合もあるでしょう。
それだとバランスが良くなった、とは感じられないかもしれません。
ワークライフバランス実現の近道は働き方を変えること
ワークライフバランス実現の近道は、働き方をフリーランスに変えることです。
- リモートワークで家族との時間を増やしたい
- 固定の休みではなく、休みたい時に休みたい
- 早朝や夜など、働きたい時間に働きたい
これらすべて、フリーランスなら実現可能です。ワークライフバランスが実現できそうな感じがしますよね。
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まとめ
今回はワークライフバランスを実現する方法を紹介しました。
働く場所や時間、仕事量、休日数など、その時々の状況に応じて自由に調整したい人には、会社員よりフリーランスがおすすめです。
今はフリーランスも当たり前の働き方のひとつになっていますからね。正社員にこだわりがない人は、フリーランスを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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