指示待ち人間でいると、怒られたり使えない奴扱いをされたり、職場での居心地が悪いため、改善したいと考える人は多くいます。
そこで今回は、指示待ち人間を克服する方法を紹介します。
指示待ち人間であることを自覚し、克服したいと考えるあなたならきっと変われますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自分で考えて行動できないあなたへ
自分で考えて行動できない根本的な理由が、今の仕事に興味がないからという人は多くいます。
興味がないから思考停止になっていたり、必要以上に動く気にならなかったりするわけです。
仕事に限らずですが、自分の好きなことや興味のあることであれば、自発的に行動できますからね。
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指示待ち人間とは
指示待ち人間とは読んで字の如く、指示がなければ行動できない人のことです。
仕事ができないわけではなく、指示された仕事は人並みにこなせる人が多いですが、自発的に考えて動くことを苦手としています。
一体どのような人が指示待ち人間になってしまうのか、特徴をみていきましょう。
指示待ち人間になってしまう人の特徴
指示待ち人間になってしまう人の特徴を紹介します。自分に当てはまるものがないか、確認してみましょう。
何をすればいいのかがわからない
最も指示待ち人間になりがちなのは、入社もしくは配属されて間もなく、何をすればいいのかがわからないときです。
周りは忙しくて指示できず、やる気はあるけど忙しいときに聞いたら迷惑になるかもと思って、話しかける機会を伺ってしまいます。
本人的には邪魔にならないよう気を遣っているつもりですが、自発的に聞きに来るべきだという考えの人だと、突っ立っているだけに見えて、やる気のない人間だとみなされてしまいます。
指示がないことはやらなくていいと思っている
指示を忠実に守ることが正解の環境で育つと、指示がないことまでやるという発想にならない人もいます。
また、上司が逐一指示を出す人の場合、指示がくることが当たり前なので、それが指示待ち人間を育てている可能性もあります。
なので、指示待ちに問題があると自覚がなく、指示しない方に問題があると感じる人も。育った環境や置かれている状況が、指示待ち人間にさせている場合もあるでしょう。
優柔不断
「世界一不安を感じやすい民族」で知られる日本人は、YES/NOをハッキリさせない、優柔不断な人が多くいます。
特に今は、調べれば大体のことがわかる時代。自分で考えて行動することはより少なくなっているため、優柔不断に拍車がかかっている人も少なくないでしょう。
優柔不断だと、今なにをやるべきか、なにを優先させるべきか、今日やるか明日やるか、といったことが決められず、指示待ちになってしまう傾向にあります。
即決即断が苦手なので、臨機応変さが求められる環境ではテンパったり、フリーズしてしまったりします。
コミュニケーションが苦手
人見知りをしてしまうなど、コミュニケーションが苦手で話しかけることができず、自分の思いや意見を言うこともできず、指示待ちになってしまう人もいます。
コミュニケーションが苦手で指示待ちになっている人は、仕事はできて、内心やる気のある人は多いのが特徴です。
指示待ちの状態をなんとかしたいと思っていますが、どう接したらいいかを考えて躊躇してしまい、あと一歩が踏み出せません。
失敗が怖い
日本は失敗を極端に嫌う人が多いため、失敗しないようにこなそうとする意識が働いて、指示待ちになる人もいます。
失敗したら恥ずかしい、失敗した自分を受け入れられないなど、プライドが高い人や自分に自信がない人は、失敗と責任を回避しがちです。
指示を受けた上での行動であれば、たとえ失敗したとしても、指示だったから仕方ないと納得させることができますからね。
こうした方がうまくいくだろうとわかっていても、「自分の責任じゃないからいいや」と助言せず、そのまま指示に従う人も少なくありません。
なるべく働きたくない
なるべく働きたくないため、仕事を増やさないよう指示待ちになっている人もいます。
仕事にやりがいや楽しさを見出せておらず、お金のためにやっているだけのやる気がないタイプに多いです。
やる気がない一方、いかに早く楽に過ごすかを常に考えているため、意外と要領は良く、仕事は早い人も。
本当はやるべきことが見えているのに見て見ぬ振りをしてしまう、協力する心に欠けている傾向があります。
相手の立場に立って考えられない
自分の立場でしか物事を考えられない人も、指示待ち人間が多いです。
視野が狭く、周りをフォローする発想がないので、自分の仕事が終わればそれで終わり。
今の状況なら上司や同僚は何を求めるか、考えて行動に移すことがありません。
自発的に行動して損したことがある
自発的に行動した結果、「余計なことはしなくていい」など怒られた経験があって、指示待ち人間になる人もいます。
良かれと思ってやったことが裏目に出れば、何もしない方がマシと思うのも無理はありません。
自発的な行動を求める割に、聞かず動くと、勝手に動いたととらえて怒る人はいますからね。指示待ち人間は、必ずしも本人に原因があるとは言えません。
指示待ち人間を克服するメリット
次に指示待ち人間を克服するメリットを紹介します。
仕事の時間が充実する
指示待ち人間を克服し、自分の裁量で動けるようになると、仕事の時間が充実します。
どんな仕事でもできることが増え、自分の存在価値が高まる中で、やりがいを見出せるようになるからです。
また仕事をする中で、時間が長く感じられることほど辛いことはありません。忙しいより暇な方が辛く、疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。
指示がなくても自分でどんどん仕事を見つけて動ける人は、指示待ちをしている人と比べると業務量は増えますが、その分あっという間に仕事の時間が過ぎていきます。
人生の1/3を費やす仕事の時間が充実すれば、人生の充実度は大幅に上がります。
信頼されて居心地が良くなる
自発的に行動できると信頼されて、職場の居心地が良くなります。
信頼されると多少のミスは多めに見てもらえたり、発言力が増して自分のやりやすいやり方ができるようになったり、プラスが多くあります。
また、新人の育成を任せられるなど、次のステップにつながるチャンスも回ってきやすくなります。
提案営業や接客、クリエイターとして働く人は、指示はないけど顧客が求めているだろうことを察知して行動できることで、クライアントからの信頼も得やすくなるでしょう。
指示待ち人間を克服する方法5つ
ここからは、指示待ち人間を克服する方法を紹介します。
仕事の全体像を理解する
仕事の全体像が見えておらず、指示待ちになっている人は、仕事の全体像を理解することから始めましょう。
自分の役割の先に何があるかがわかれば、おのずとやることは見えてきます。
自発的に行動できる人はよく、「自分の2つ上のレイヤーになったつもりで考える」と言いますが、上司になったつもりで自分を俯瞰的にみて、やるべきことを考えてみるのは非常に有効です。
自分にできることを探す
仕事の全体像が見えたら、自分にできることを探しましょう。
仕事らしい仕事ではなく、清掃したりゴミ捨てをしたり、些細なことでも何かやっていれば、指示待ち人間と思われることはありません。
今の自分に無理なくできることをやればOKです。
質問する癖をつける
わからないことは質問する癖をつけましょう。
ポイントは、調べればわかりそうなこと、聞かなければわからなそうなことを区別することです。調べればわかりそうなことまで聞いてしまうと、怠惰と思われてしまいますからね。
例えば上司から資料をつくってほしいと言われた時、イメージだけ聞いて、何用に使う資料か知らないままにつくる人は少なくありません。
その状態だと、指示された以外の作業をするのは至難です。しかし読み手がイメージできていれば、読み手に合わせた工夫を施すことも可能です。
聞けば行動のヒントは何かしらあるので、必要だと思ったことはどんどん質問しましょう。
コミュニケーションを大切にする
指示待ち人間の克服とコミュニケーションは、密接な関係にあります。
次に何をやるべきかを聞いたり、自分の意見を言ったり、コミュニケーションが取れていれば容易にできるからです。
職場の人との関係性がうまく構築できていない人は、まずはコミュニケーションを取ることを意識してみましょう。
判断力・決断力を鍛えて優柔不断を克服する
判断力・決断力を鍛えて、優柔不断を克服するのも効果的です。
やるべきことはなんとなくわかっていても、自分がやるべきかどうか、今やるべきかどうかがわからず動けないのはもったいないです。
即断即決ができるようになれば、指示待ち人間はすぐにでも克服できるでしょう。
自分に合った仕事を知ろう
今の仕事に興味がなく、やる気が出ないために指示待ちになっている人は、仕事を変えましょう。
乗らない仕事を続けていては、指示待ち人間を抜け出すのは難しいからです。
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まとめ
今回は指示待ち人間の治し方を解説しました。
指示待ち人間は良くない印象をもたれがちですが、勝手に動くという印象も良くはありません。
ビジネスの基本は報連相。仕事を円滑に進めるには、報連相が欠かせません。自分で判断できることであれば動き、そうでなければ確認・相談してから動くのが鉄則です。
指示を待たずに行動できるようになればいいのではなく、指示がくる前に自ら指示をもらいに行って行動に移す、というイメージの方がいいでしょう。
やれることから少しずつ行動してみてくださいね。
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