友人同士で会話していて、こんな話題になったことはありませんか?
今やっている仕事や勤め先の会社が自分に合ってるとは思わないけど、他にやりたいこともないし、辞めたら生活できなくなるから続けている。
これといって没頭できる趣味もないから、空いた時間はYouTube観て、友達と飲みに行くなど、同じような生活を何年も続けている。
そんな生活が嫌なわけではないけど、どこか満たされない。退屈だと感じることがしばしば。出世したり、新しいことにチャレンジしたりして活き活きしてる友人を見ていると、羨ましく思える。
起業家など、没頭する何かを持っている人が発信する情報の中には、
というような話もありますが、
と思う人も多いのではないかと思います。
自分のやりたいこと、人生の目的やミッションとは一体何か?
どうすれば見つかるのか?
この記事では、もっと自分らしく生きるために何かを変えたいと思っている方に向けて、人生の目的やミッションを見つけることの重要性、そして見つける方法についてご紹介します。
3年後も5年後も今と同じ状態なのは嫌!という方は、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
人生の目的・ミッションとは?
そもそもミッションとは何か?そして、なぜミッションを認識していた方が良いのかについて解説します。
まずミッションには、役割、使命、任務、存在意義といった意味合いがあります。ミッションというワードと一緒に「ビジョン」というワードも見かけることが多いと思いますが、ミッションとビジョンは違います。
引用:http://www.tepsco.co.jp/company/concept/index.html
- ミッション:ビジョンの先にある目的、使命
- ビジョン:ミッションを実現するためにクリアすべき目標
というイメージです。上記だけだと理解しづらいかもしれないので、身近なことを例にみていきたいと思います。
例1)企業(LINE社)のミッション・ビジョン
・ミッション
私たちのミッションは、世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることです。・ビジョン
私たちのビジョンは、24時間365日生活のすべてを支えるライフインフラになることです。
(ビジョン)24時間365日生活のすべてを支えるライフインフラになることができると、(ミッション)世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることにつながる。
創業当時はおそらく、今月は10万ダウンロード、来月は30万、年内に100万といった目標があったと思います。そういった目標(ビジョン)が達成されると、創業した目的(ミッション)にたどり着くということです。
例2)個人のミッション・ビジョン
・ミッション
家族の絆を深め、家族全員が明るく幸せな人生を送れるようにすることです。・ビジョン
1年に1回家族みんなで旅行に行けるよう、時間と旅行資金を確保することです。
(ビジョン)毎年旅行資金を貯金することができると、(ミッション)家族みんなを旅行に連れて行って、新しい体験を共有して、家族の絆を深めることにつながる。
あくまでも例なので簡単な内容ではありますが、「目的や存在意義(ミッション)」と、「ミッションを実現するためにクリアすべき目標(ビジョン)」の関係性がおわかりいただけたのではないでしょうか。
ミッションがわかればおのずとビジョンは構築できる。だから、ミッションを知ることは大切なんです。
と漠然と目標(ビジョン)を立てても、「なんのために?(ミッション)」が抜けていると、努力を継続できなかったり、達成できても思ったほど満たされなかったりすることもあります。
資産が億単位のお金持ちでも、心が満たされていない人は少なくないと言いますが、目標が達成されているのに幸福度が低かったら悲しいですよね。
逆に人生の目的が明確な人、例えば1つのことを極めようと黙々と作業してる職人さんとかは、富裕層でなくても、注目されなくても、ブレずに人生を歩める人が多い。
誰になんと言われようと、自分がやり遂げたいことに没頭できるのって素敵ですよね。
幸福感に満たされた人生にできるかどうかは、人生の目的・ミッションが明確かどうかで決まります。
人生の目的・ミッションを見つける方法
人生の目的・ミッションを見つける方法を2つご紹介します。
1、自分を見つめる時間を作る
まず大前提として、人生の目的・ミッションは、人それぞれです。そして、自分の人生の目的・ミッションを知ることができるのは自分だけです。
ここで1つ質問させてください。あなたは月にいくら稼げれば満足できると思いますか?
とざっくり答えられる人は多いと思います。
でも、その根拠は?どういう内訳で算出した数字?100万円を手取りで稼ごうと思ったら額面はいくら必要かわかる?
と掘り下げていくと、多くの人が回答できません。
人生の目的・ミッションとは少々外れた話ですが、ここでお伝えしたいことは、私たちは「自分のことを全然理解していない」ということです。
どこでどんな家に住みたくて、普段どのような服を着て、どのような休日の過ごし方をしたくてと考えていけば、月にいくらあればストレスのない生活が送れるかは、誰でもおおよそ算出できるはずです。
こういったことが理解できていない、つまり、自分の中に軸がなければ、他人と比較することでしか自分を測れなくなってしまいます。
少し前に話題になった「老後2,000万円不足問題」が良い例ですね。冷静に考えて、不足するかどうかは人それぞれ。どれくらい資産形成したか、どういう老後生活を望むかで必要な金額はまったく異なりますから。
ネットニュースやSNSで他人の情報を容易にキャッチできる今、他人のことばかり見て、自分のことは全然見ていないから、何をしたいのか、いくら稼ぎたいのか、何もわからない状態が続くわけです。
まずは、自分1人で過ごす時間を作りましょう。
最近では「リトリート(日本語訳は隠居)」というワードも聞かれるようになりましたが、スマホなど持ち込まず、外部との接触を遮断して、普段とは違う場所で1人過ごすような行動もオススメです。
ただただゆっくり過ごす中で、いろんな気付きを得られるものです。
あなたにとって幸せとは何ですか?
あなたはどんな自分になりたいですか?
あなたが人生でやり遂げたいことはなんですか?
難しい質問です。簡単に答えが出るものではありません。でも、これらの質問に回答できるのは自分だけ。まずは自分を見つめる時間を作りましょう。
2、潜在意識を書き換える
「潜在意識」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、具体的に何のことかわからない人のために、まずは意味を解説します。
潜在意識とは、まばたきや呼吸などのように無意識にやっていることで、人は95%潜在意識で行動してると言われています。自覚のある意識のことは「顕在意識」と言います。
- あれ食べたい!のような、自分で認識できる願望や欲望が「顕在意識」
- 自覚することができないのが「潜在意識」
というイメージです。つまり、人は普段ほとんど無意識で行動してるということになります。
と思われるかもしれませんが、呼吸、まばたき、心臓など内臓の活動、咀嚼、歩行、扉の開け閉め、パソコンのタイピング、歯磨きなど、よくよく考えてみると無意識でやってることの多さに気付けると思います。
「潜在意識を書き換える」という表現もよく見かけると思いますが、これは「無意識の行動を変える」ということです。
と思われるかもしれませんが、潜在意識の書き換えは人生の目的・ミッションを見つけるために、避けて通れない非常に重要なポイントです。
自分の時間を作って、自分へ問いかけることもとても大切なことです。ただ、それだけだと頭で考えられる5%の答えにしかたどり着けません。
本当の自分を理解し、人生の目的・ミッションを見つけるためには、潜在意識にアクセスすることが必要不可欠なのです。
人生の目的・ミッションを実現する方法
まず端的に結論を言うと、「知る・行動する・継続する」の3つです。
- 人生の目的・ミッションを知る
- 必要な行動をする
- 行動を継続する
知らなければ始めることができません。知っていても行動しなければ何も変わりません。行動してもすぐに諦めてしまえば成果は出ません。
ごく当たり前のことですね。この3つをもう少し掘り下げて解説します。
1、人生の目的・ミッションを知る
圧倒的に前向きで行動力がある人であれば、とにかくいろんなことにチャレンジしまくって、その中からピンときたものにフォーカスするという見つけ方も良いかもしれません。
でも、多くの人は時間もお金も限られているので、なかなかそういうわけにもいかないと思います。
何かしたい欲が高まっている人にとって大切なことは、焦らないことです。
人生100年時代、リカレント教育(社会人が新たなスキルや知識を学ぶこと)が必要だと言われ、注目を集めていますが、世の中的に響きの良いスキルを学ぶことがリカレント教育の本質ではありません。
リカレント教育の本質は、今自分にとって必要なことを学ぶこと。人それぞれ違います。
人生の目的・ミッションを知ることが今1番必要な人にとってのリカレント教育は、先にご紹介した「潜在意識について学ぶこと」。
「成功は準備が9割」と表現される方も多数いるように、準備はすごく大切です。
でスタートするのも良いですが、結局続かなくて、自分は何をやってもうまくいかないと落ち込んでしまっては、せっかくのやる気がもったいないですし、最悪この経験が足かせになって、次の行動に踏み込めなくなってしまうかもしれません。
2、必要な行動をする
自分の人生の目的・ミッションが見えたら、あとはひたすら行動するのみです。
ここでのポイントは、根性論ですが「勇気を持つこと」。
初めて挑戦することや大胆なことに挑戦する場合、
など、不安や恐怖がつきまとうこともあると思います。
でも当然ですが、人生の目的・ミッションが見えても行動しなければ、今も未来も変化は起こりません。自分を信じて、勇気を持って行動しましょう。
3、行動を継続する
勇気を持って行動しても、2〜3日でやめてしまえば成果は伴いません。最初は面倒に思う瞬間もあるかもしれませんが、習慣化されれば無理なく続けていけるので、習慣化されるまでは頑張りましょう。
大まかな目安ですが、新たに始めた取り組みが習慣化されるまでにかかる期間は、約66日間という研究データがあります。なのでまずは、2ヶ月間の継続を目標にすると良いかもしれません。
行動を継続させる秘訣は、自己肯定感(自分の価値や存在意義を自分で肯定できること。日本人は自己肯定感を持つ人がわずか9%しかいないとされる)を上げること。
その方法は、「小さくても良いので成功体験を積み重ねること」です。
例えば、
- 1ヶ月間毎日腹筋を10回する
- 一文でも良いから毎日日記を書く
- 1週間お酒を飲まない
といったこと。小さいとは言え、少しの努力や我慢が伴うことを選びましょう。
と思われるかもしれませんが、現状とかけ離れた大きな目標を立てても達成は困難です。少しずつでも「成長してる!」と実感できることが大切です。
些細なことでも積み重なれば、自然と自己肯定感が高まります。そうなると徐々に内から自信が出て、「やればできる!」と思えるようになります。
この「やればできる!」という思い込みが、大きなパワーを引き寄せるとされています。
「〜なりたい」という言葉を使っている限り、言葉の背景には「今はなれていない」という前提が潜在意識にインプットされるので、「なれていない状態」を引き寄せる。言葉には周波数があるので、「〜なりたい」と発している限り、「なれない現実」を引き寄せてしまうと考えられています。
上記のわかりやすい例として、サッカーの本田圭佑選手が小学生の時に書いた作文をご紹介します。
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいというよりなる。世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
今読むとすごい文章だと感じますよね。イチローさんや石川遼選手の学生時代の作文も同じく、ハッキリと断言する書き方をしていて、思い込みの力のすごさを感じられるので、興味がある方は調べてみてください。
まとめ
この記事、または別の書籍などを読んだだけでは、人生の目的・ミッションが見つかる人はいません。
なぜなら、万人に共通した人生の目的・ミッションはないからです。答えはどこにも書かれていません。
人生の目的・ミッションが見つかるまでは時間がかかるかもしれませんが、見つかればそこからは別世界です。人の脳は都合よくできていて、できるようになると過去の苦労は忘れる性質があります。
「頑張って練習して乗れるようになった自転車」なんてわかりやすいのではないでしょうか。乗れるようになるまで何回も練習して、転んで、痛い思いも散々したはずなのに、今となってはそんな記憶を鮮明に思い出せない人も多いと思います。
魂に響く明確なミッションを見つけることができれば、それまでの悩みや努力が嘘のように吹っ切れて、前しか見れなくなるもの。
自分のやり遂げたいことに夢中になりたいですよね?であれば、今からミッション探しを始めましょう。
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