ワーカホリックとは?なりやすい人の特徴や原因、改善する方法を解説

「働きすぎなのはわかっているけど休めない」とお悩みではありませんか?

 

考えている顔
  • 仕事をしていないと不安
  • 休日も仕事のことが頭から離れない
  • 体調が悪くても働いてしまう

これらにひとつでも当てはまるとしたら、あなたは「ワーカホリック状態」にある可能性が高いです。

 

本記事ではワーカホリックとは何か?意味やなりやすい人の特徴、改善策などをまとめて解説します。

 

働きすぎの自覚がある人だけでなく、身近に働きすぎの人がいて心配されている方も、ぜひ参考にしてみてください。

ワーカホリックとは「仕事中毒」のこと

ワーカホリック(Workaholic)とは、仕事(Work:ワーク)とアルコール中毒(Alcoholic:アルコホリック)を掛け合わせた造語です。

 

「仕事中毒」や「仕事依存症」といった意味合いをもつ言葉で、常に仕事を優先し、働いてしまう人を指します。

 

ワーカホリックという表現は、アメリカの心理学者ウェイン・オーツ氏が、著書「ワーカホリック 働き中毒患者の告白」の中で使ったのが始まりだと言われています。

 

「仕事熱心でよいことなのでは?」

 

と思うかもしれませんが、ワーカホリックに陥っている人の多くは、好きで楽しくて仕事漬けになっているわけではありません。

 

”仕事をやらなければならない”という強迫観念、あるいは責任感からそうなっているため、ネガティブな表現として扱われています。

ワーカホリックになりやすい人の特徴

お昼ご飯を食べながらPCしている男性

どのような人がワーカホリックになりやすいのでしょうか?よくある特徴をご紹介します。

真面目で責任感が強い

真面目で責任感が強く、不器用な人はワーカホリックになりやすいとされています。

 

なぜなら、自分より他者を優先しがちで、かつとにかく手抜きが苦手だからです。

 

忙しくても依頼されたら引き受けてしまったり、こだわる必要がない資料作りに全力投球してしまったりするため、いくら時間があっても足りません。

 

  • 残業でカバーし始める
  • 次第に残業が当たり前になる
  • 残業でも足りず休日も働き始める

 

気づいたときには、会社と家を往復するだけの生活になっているわけです。

上昇志向が強い

上昇志向が強い人は、仕事にかける想いが強すぎるあまり、ワーカホリックになりやすいと言われています。

 

  • もっと成績を上げたい
  • 周りを圧倒して評価されたい
  • 早く出世したい

 

進んで頑張ろうと行動するタイプなので、気持ちは前向きです。ただ、理想が高すぎるあまり、オーバーワークになりがちなのが玉に瑕(きず)。

 

休日を返上して働くなど仕事にコミットする生活を続けた結果、休み方がわからなくなってしまう人も少なくありません。

他者に仕事を任せるのが苦手

ワーカホリックになりやすい人は、自分以外の人でもできることも、自分でやろうとする傾向があります。

 

  • 仕事を押し付けるようで気が引ける
  • 自分でやった方が早いと思う
  • 任せたら自分の立場が危うくなる気がする

 

仕事を任せられない心理はさまざまです。

 

キャリアに応じてできることは増えていくわけですから、何かを手放さなければいずれキャパオーバーになるのは想像に難くないでしょう。

趣味がなく友達付き合いも少ない

趣味がない、友達付き合いも少ない、恋人もいない人が、ワーカホリックになるケースもあります。

 

なぜなら、仕事以外にやることがないからです。

 

定時後や休日に楽しみがなく、かと言ってダラダラするのも苦手。それなら仕事をしていた方がマシ、という発想から働いてしまうわけです。

 

時間の使い方が仕事しかない状態は、一種の仕事依存症と言えます。

ワーカホリックになる原因

パソコンの前で疲れ切っている女性
次に、ワーカホリックになる原因をみていきましょう。

単純に仕事量が多い

1人あたりの仕事量が明らかに多く、残業や休日に対応しなければ追いつかない状況であれば、ワーカホリックにならざるを得ません。

 

本ケースは個人の問題というより、会社の問題です。

 

昨今は労働環境の改善に取り組む企業も増えていますが、一方でまったくアクションを起こさない企業も少なくありません。

 

残業が当たり前の価値観の企業では、役職者も残業しているので、働きすぎの状態が普通の感覚になりやすいのが恐ろしいところです。

 

辞めたら他のメンバーの負担が増えるのが申し訳なくて辞めると言い出せず、ワーカホリックから抜け出せない人も多くいます。

責任が重い仕事や立場にある

責任が重い仕事やポジションが、ワーカホリックの原因となる場合もあります。

 

例えば企業の広告運用や顧客の資産運用など、瞬時に大金が動く仕事はかなり重圧がかかります。

 

私自身、過去にWeb広告の営業および運用をした経験がありますが、常に状況が気になり、休日に人と過ごしている間も頭は仕事でいっぱいになっていました。

 

その他、役職がついて裁量権が増え、自分の判断が事業の成果を左右する状況なども大きなプレッシャーで、気が休まらないでしょう。

不向きな仕事をしている

不向きな仕事が原因で、ワーカホリックになるケースもあります。

 

こなすのに人一倍時間がかかったり、ミスがないか不安で必要以上に慎重になってしまったりするからです。

 

上司にこっぴどく怒られた、周りに迷惑をかけてしまったなど、トラウマになるような経験があれば尚更でしょう。

ワーカホリックになるデメリット

暗い中で立っている男性の影

ワーカホリックになるデメリットを解説します。

健康を害する

ワーカホリックの状態が続くと、多くの人は健康を害します。

 

食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスの蓄積などが重なり、肉体的にも精神的にも疲弊してしまうからです。

 

胃が荒れたり脳や心臓の病気にかかりやすくなったり、最悪の場合、過労死に至るケースもあるのはご存知でしょう。

 

好きで没頭した挙句、体を壊してしまうならまだしも、好きでもない仕事が原因で健康を害するなんて、割に合わないとしか言いようがありません。

燃え尽き症候群のリスクが増す

燃え尽き症候群とは、燃え上がっていた炎が突然消えてしまうように、急にモチベーションが低下し、無気力状態になってしまうことです。

 

燃え尽き症候群になる原因には、働きすぎて心身の疲労が限界を迎えた、努力に見合った評価を得られず絶望した、などが挙げられます。

 

ワーカホリックになりやすい人(責任感が強い人や上昇志向が強い人)が発症しやすいと言われる症状です。

 

燃え尽き症候群を発症すると、それまで通り働くのは困難で、フルタイム勤務ができなくなる人もめずらしくありません。

人付き合いが希薄になる

毎日残業し、休日出勤もするほど働いていたら、家族や友人と過ごす時間はありません。

 

人と会っている最中にも、仕事の電話やメールで忙しくしていれば、中には離れていく人もいるでしょう。

 

仕事ばかりしていると誰からも声がかからなくなり、いつしか孤立してしまうかもしれません。

ワーカホリックを改善する方法

きりっとして自信のあるスーツ姿の男性
次に、ワーカホリックを改善・予防する方法を解説します。

仕事のやり方を見直す

真面目すぎる人や他者に仕事を任せるのが苦手な人は、仕事のやり方を見直しましょう。

 

  • キャパオーバーのときは依頼を断る
  • 仕事を振れる人がいるなら振る
  • 重要ではないタスクは手抜きをする

 

これらができないと、どこでどんな仕事をしても、ワーカホリックになってしまう可能性があります。要領よく働く意識を持ちましょう。

 

趣味を見つける

趣味がなく、暇を持て余すくらいなら仕事をしていた方がマシ、という理由でワーカホリックになっている人は、何か楽しみを見つけましょう。

 

オンラインゲーム、スポーツ観戦、釣り、トレーニング、推し活など、何でもOKです。

 

家に帰ってやりたいことや、野球観戦に行くような用事ができれば、自然と早く帰りたくなり、メリハリのある生活ができるようになります。

 

その他、ストレス発散、新たな出会いがあるなど、趣味には生活の質を向上させるメリットが満載です。

 

仕事や働き方を変える

激務すぎてワーカホリックにならざるを得ない状況にある人は、仕事や働き方を変えましょう。

 

自分が変わるか、会社が変わるのを待つか。前者の方が圧倒的に早く、高確率でワーカホリック状態を改善できます。

 

今は企業寿命の短命化により、生涯で3〜4回の転職は当たり前と言われる時代です。1社でのキャリアに固執せず、無理せず働ける環境を探してみてはいかがでしょうか。

 

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今すぐワーカホリックを改善しよう

今回は、ワーカホリック(仕事中毒)の意味や症状、なりやすい人の特徴などをまとめて解説しました。

 

生活する上で仕事は切っても切れないものですが、私たちは仕事をするためだけに生きているわけではありません。

 

起きている時間の大半を、好きでもない仕事に費やしているとしたら、異常事態です。ぜひこれを機に、ワークライフバランスについて考えてみてください。

 

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