「ワークライフインテグレーション」という言葉をみて、どういう意味か気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ワークライフインテグレーションの考え方で生活する筆者が、言葉の意味やワークライフバランスとの違いについて解説します。
目次
ワークライフインテグレーションとは?
ワークライフインテグレーションとは、仕事とプライベートを統合する考え方のことです。
※インテグレーションの和訳は「統合」
fa-arrow-circle-right仕事とプライベートに境界線を作らず、双方を充実させることで、生活全体の質を高める効果があると言われています。
現在ワークライフインテグレーションの考え方で、フリーランスのリモートワーカーとして活動する筆者の生活を例に出すと、固定の労働時間や休日を設けていません。
仕事はこの日この時間内だけにやるもの、と決めていないので、例えば旅先でふと1時間暇ができたら、サクッと仕事をすることもあります。
このように、仕事とプライベートを完全に切り分けない生活スタイルが、ワークライフインテグレーションです。ワーケーションの感覚と近いかもしれませんね。
ワークライフバランスとの違い
仕事とプライベートのバランスをとり、いい具合の共存を目指すのがワークライフバランスです。
仕事はきっちり就業時間内で終わらせ、土日祝は一切仕事をしないような、メリハリをつけて双方のバランスを調整するイメージですね。
ワークライフバランスの課題は、fa-arrow-circle-right片方の充実のために片方を犠牲にする場合があることや、片一方に負荷がかかるとどちらも充実しないことです。
例えば仕事をセーブして家庭の時間を増やせたとしても、仕事が好きで本当はもっと働きたい人の場合、仕事を犠牲にしているとも言えます。
fa-arrow-circle-right仕事とプライベートにあえて境界線を作らなければ、バランスのためにどちらかを制限する必要がなくなるわけです。
ワークライフインテグレーションのメリット
ワークライフインテグレーションのメリットを紹介します。
✔ 仕事とプライベートを区別する必要がない
ワークライフインテグレーションの考えに従うと、仕事とプライベートを区別する必要がなくなります。
例えば家にいて、本当は仕事の状況が気になるけど、この時間は仕事をしないと決めたから絶対にパソコンを開かない、といった我慢を頑張る必要がないわけです。
ワークライフバランスのために仕事を制限しても、頭の中は仕事でモヤモヤしていて、プライベートが上の空になっているとしたら、形上ワークライフバランスがとれているだけに過ぎません。
であれば少し作業して、スッキリしてしまった方がどちらも充実しますよね。
境界線がない方がラクに感じる人は、ワークライフインテグレーションの考えを取り入れてみるといいでしょう。
✔ 子育て中の主婦もやりがい重視で仕事を選べる
子育て中にも働きたい主婦は、子どもが幼稚園に通っている時間のみ働ける職場を探しがちです。
職場までの距離や働く時間、突発的な休みに対応してもらえるかといった条件面が優先で、仕事のやりがいを諦める人は少なくありません。
しかし、やりがいのある仕事をしてきた人の中には、条件優先の仕事では日々充実感を得られず、ワークライフバランスが実現されていても、ストレスを抱えてしまうことも。
一方ワークライフインテグレーションの考えで働く主婦には、家でフレキシブルに働けるリモートワークを選択し、やりがい重視で仕事選びをする人が多くいます。
日中は家事や育児の合間に働き、子どもが早めに寝たらまた働くといった、こまめにオン・オフを切り替えるスタイルです。
オフの時間が減る反面ストレスも減るので、トータルの充実度は後者の方が高いわけです。
ワークライフインテグレーションのデメリット
ワークライフインテグレーションのデメリットもみていきましょう。
✔ バランスを考慮できないと両立は難しい
仕事とプライベートの境界線をなくすと言えど、ある程度のバランスを考える必要はあります。
特に仕事は仕事、プライベートはプライベートで、きっちり分けたいと考える相手と過ごす時は配慮が必要です。
あまりに自分の価値観を優先してしまうと、孤立する恐れもあるので注意しましょう。
✔ 働きたい時に働けない時もある
自分のタイミングで働いていると、思うように働けない時もあります。
例えば夜に時間ができて作業しようと思った時に、誰かに確認しなければ進められない状況があったら、返事がこなければ作業は進められません。
自分のペースで働けないことに、ストレスを感じる瞬間はあるでしょう。
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まとめ
今回はワークライフインテグレーションの意味と、ワークライフバランスとの違いについて解説しました。
価値観は人それぞれなので、ワークライフインテグレーションが合う人もいれば、ワークライフバランスが合う人もいます。正解・不正解はありません。
ワークライフインテグレーションが合いそうだと思う人は、ぜひ実践してみてください。
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