プログラミングにはセンスや才能が必要なイメージがありますよね。
- うまくいかないのはセンスがないから?
- 文系の自分にはできないはず..
- 才能がある人は簡単にできていいな..
このように諦めかけている人もいるでしょう。
ですが、プログラミングができるかどうかは、生まれつきのセンスや才能で決まるわけではありません。
誰でも学んで経験すれば、ある程度のことは習得できます。
そこで本記事では、プログラミングがうまくいかない原因と、継続させるコツを紹介します。
プログラミング経験がある筆者が解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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プログラミングに生まれつきのセンスは必要ない
プログラミングをするのに、生まれつきのセンスや才能は必要ありません。
なぜならば、プログラミングは後天的に学んで経験して身につけていくものだからです。
誰でも最初は未経験ですし、文系出身の人が半数近くいる職場も多いものです。
ただし、エンジニアやプログラマーとして活躍し続けたい場合は、センスを磨いていく必要はあります。
どんな仕事でも、努力して業務のコツを掴んでいくことが大切です。
プログラミングがうまくいかない5つの理由
プログラミングがうまくいかない理由を解説します。なぜつまずいてしまっているのか、確認してみてください。
他人と比較している
プログラミングの習熟度を他人と比べていると、うまくいってないと感じるでしょう。
何でも上には上がいるものです。たとえ自分が一番だと思えるときが来ても、いつかは抜かれる日が来ます。
他人と比べていれば満足できる瞬間は来ないので、いつまで経ってもうまくいっていると思えません。
大切なのは他人ではなく、自分が何を達成したくて、昨日の自分よりどれくらい成長できたかです。
向き・不向きを確認していない
生まれつきのセンスや才能を気にする必要はなくても、プログラミングが向いているかどうかは確認する必要があります。
性格の違いによって適性は異なりますので、ぜひ自分に向くのか確認してみてください。
プログラマーに向いている人
プログラマーに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 論理的な思考ができる
- 知的探究心が旺盛
- 忍耐力がある
- 創造力がある
- 細部にまで目が届く
プログラミングは規則的なので、論理的に考えられる人に向いています。
また、地道な作業が多いため忍耐力を持って続ける必要があります。
作りたいサービスやアプリなどの完成に向けて、楽しみながら作業できる人は、ぜひプログラミングに挑戦してみてください。
プログラマーに向いてない人
プログラマーに向いてない人の特徴は以下の通りです。
- 論理的に考えるのが苦手
- 新しい技術に興味を持てない
- 短期間で成果を出したい
- 自分で解決せず、すぐ人に聞く
プログラミングは進化の速い世界なので、新しい技術に無頓着な人には向きません。
また、すぐに作品を完成させるのは難しく、習得にも時間がかかります。そのため、今すぐ成果を出したいと思う人には続けられないでしょう。
そして、プログラミングにおいて自己解決能力は重要なスキルです。何でも人に聞いて解決したい人には難しいかもしれません。
初期段階でハードルが高いと思って挫折している
「プログラミングに才能が必要」と思われている大きな理由は、初期段階でハードルが高いと思い込み挫折する人が多いからです。
プログラミングに限らず、きちんと基礎から学ばずに、いきなり難易度の高い内容をこなすと挫折してしまいます。
必要なのは、少しずつ段階的に学ぶことです。また、コミュニティの活用もおすすめです。
プログラマーのコミュニティは数多く存在しており、スクールやオンラインコミュニティなどがあります。
独学だとしても”人に聞ける環境”はありますので、一人で悩まず色んな環境やツールを利用できれば習得のハードルは下がるでしょう。
文系出身だからできないと決めつけている
「自分は文系出身だからプログラミングの素質はない」と思う人も少なくありません。
ですが、ITエンジニアやプログラマーに文系出身の人は多く存在しています。
レバテックのアンケートでは
「新卒入社のエンジニアの約4人に1人が大卒文系出身者」
という結果がでました。
決めつけて先入観を持つことで、何にも挑戦できなくなっている可能性があるでしょう。
大切なのは学生時代に何を勉強してきたかではなく、これから何を学ぶかです。
誰にも頼らないで学ぼうとしている
誰にも頼らず、例えば参考本を読むだけという学び方だと、挫折する可能性は高くなります。
となれば、次に何をすればよいのか検討もつかないでしょう。
スクールに通って講師に質問したり、プログラマーのコミュニティで聞いてみたり、AIツールに頼ってみたりすることで、ほとんどの場合は解決します。
学校のテストではありませんので「何かに頼る」ようにしてみてください。
プログラミングを継続するコツ7選
プログラミングを継続するコツを紹介します。途中で挫折しないで続けるためのヒントにしてみてください。
プログラミング自体に興味を持つ
まずは、プログラミング自体に興味を持ちましょう。
人は興味がないことには、やる気を出せません。やる気がないままでは、どんなに時間をかけても上達しないものです。
例えば「数学には興味が持てずになかなか勉強が捗らなかったけど、歴史は楽しくて教科書に載ってる内容以外にも調べた」などという経験はありませんか?
誰でも好きなことには熱中できるので、楽しいと思える要素を見つけてみてください。
プログラミングであれば、
- パズルを解くような感覚が楽しい!
- 自分のアイデアでモノができていく!
- 作成後に、思い通りのサービスを自分で使える!
など、さまざまな楽しみ方がありますよ。
作りたいサービスを明確にする
プログラミングを学習する前に、どんなサービスやアプリを作りたいのか決めておきましょう。
何となく仕事を得るためだけに勉強すると、目標がなく、途中で挫折して立ち直れなくなります。
例えば、
- ユーザーのプライバシーを守れるサイトを作りたい
- 仕事を効率化できるアプリを制作したい
- インフラの新しいサービスを生み出したい
のように、自分なりに目標を持ってみてください。
どんなものを作りたいか検討がつかない人は、自分が普段求めていることを考えたり、ITエンジニアの業務内容を確認したりして、興味があることを見つけてみましょう。
サボれない環境を作る
人間は本能的に楽な方を選択してしまうので、なかなか誘惑には勝てません。
そのため、サボれない環境を最初に作りましょう。
例えば、
- 仲間や家族に目標と期限を宣言する
- 不要なもの(スマホや布団など)は近くに置かない
- プログラミングスクールに通う
などの方法で、かなり効率的に学習できるようになります。
筆者は勉強や仕事をする際は部屋を変えて、不要なものは何も持ち込まないようにしています。環境は集中力に大きな影響があるものです。
毎日10分だけでも学習して習慣付ける
勉強をする習慣がない人は、なかなかプログラミング学習が手につきませんよね。
ですが、学習に重要なのは「習慣化」です。そのため、毎日10分だけでもよいので、学習を継続してみてください。
1日でもサボれば「今日はやらなくていいや..。週末にやろう。」と先延ばしするクセがつきます。
習慣化には約2ヶ月かかるといわれているので、毎日学習することが大切です。
勉強する日々が続けば習慣化され、気を張らなくても学習するのが当たり前になっていくはずです。
暗記せず検索とコピペを活用する
コードを丸暗記しようとすると、テスト勉強のようになってしまい、なかなか上達はしません。
そのため、暗記せずに検索とコピペを活用しましょう。
プログラミングはコードを書きながら、検索して、必要な部分のみコピペできるものです。
最近ではChat GPTのようなAIに聞くこともできます。基礎を理解できれば、すべてを暗記する必要はありませんので、検索を活用してみてください。
基礎を理解してから応用する
プログラミング学習の際は、いきなり全てを作ろうとせずに基礎から始めましょう。
どんな勉強にも共通しますが、基礎ができていないのに、難易度の高い内容は簡単に理解できません。
理解できないと熱意が下がってしまうので、挫折する可能性が高くなります。
そのため、何となくコードを暗記するのではなく、まずは基礎をきちんと理解することを重要視してみてください。
無駄なコードを書かず、読みやすくする
無駄なコードを書かずに、誰が見ても読みやすい内容にするのも大切です。
人が書いたコードを丸々コピペしてしまうと、自分が作りたいプログラムには関係のないコードまで書かれてしまいます。
すると、いらない文字列だらけで読みづらく、修正に時間がかかり、どこでエラーが出ているのか見つからないこともあります。
読みやすさを意識して、必要なコードのみを書くようにすれば、難しいと感じることも減るでしょう。
プログラミングの基礎から学びたい方へ
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まとめ:学習に大切なのは継続
プログラミングがうまくいかない原因と、継続させるコツを紹介しました。
「できない」と思う方は、センスがないのではなく、学びが足りないだけかもしれません。
筆者も「プログラミングは難しいからセンスがないのかも」と考えたことがありますが、単純に毎日勉強をしていなかっただけです。
興味がある方は「センスがないから..」と諦める前に、自分に合う方法で取り組んでみてください。
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