10分でわかる要約【史上最強のCEO】著ジェームス・スキナー

ー「普通」は悲惨！「最強」であれ！ー

 

あなたは特別な存在になりたいと思いながら、「普通」の中に生きていませんか？

 

 

一般的な、「普通」のステータスです。

 

ただし、このステータスを否定してるわけではありません。

 

もしあなたが、

 

と思うのであれば、CEOを目指すことは一つの選択肢です。

 

CEOとは、Chief Executive Officerの略で、日本語で言うと「最高経営責任者」のこと。

 

「史上最強のCEO」とは、「世界で最も偉大な経営者」という意味です。

 

比較的大きな企業の経営層向けのビジネス書と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

企業の規模は問いませんし、個人事業主やこれから起業を予定してる人、もしくは将来的に起業したいと思ってる人でも構いません。

 

アメリカ合衆国の外交官やアメリカ最大級の研修会社日本支社長などを歴任した、世界的に有名な経営コンサルタント、ジェームス・スキナーが優しく、厳しく、あなたとあなたの会社を最高のレベルまで導いてくれます。

それがこの書籍

具体的にどのようなことが学べるのか10分でご紹介します。

 

もしあなたが「普通」の人生から抜け出したいと思うのであれば、ぜひ最後までお付き合いください。

なぜ普通は悲惨？

冒頭に「普通」は悲惨！というお話をしました。

 

企業の平均寿命は23.9年（2018年データ）で、時代を超えて生き残る企業はわずか２％だということをご存じでしょうか？

 

企業は存続してたとしても、大企業の相次ぐ大量の人員削減のニュースを見てお分かりの通り、終身雇用制度はもはや崩壊しています。

 

そして人員削減の対象者は、40～50代の給与レベルの高い層です。

 

年功序列でお金がもらえると思ったら解雇通告。

 

安定した企業に就職したとしても、１つの企業に勤められる労働寿命は25年前後と考えておいた方がいいでしょう。

 

あなたが定年を迎える前に会社は潰れてしまい、１番良い時期にリストラ対象になる可能性は高いです。

 

あなたは本当に「普通」のままでいいですか？

 

ハッキリ言って、嫌ですよね。「普通」ほど悲惨な人生はないんですから。

 

ここで、最初の発想転換をあなたに提案します。

 

「普通は？」の代わりに、これからは「最強は？」と尋ねるように変えましょう。

 

簡単なことですが、この習慣を身に付けるだけで、あなたの人生は一変します。

ビジネスはCEO次第

優れたCEOを想像してみてください。

 

Amazonのジェフ・ベゾスやアップルのスティーブ・ジョブズ、松下幸之助など、誰か思いつきますよね。

 

もしそういったCEOが、あなたのやってる、もしくはやろうとしてるビジネスに取り組んだら、あなたと同じ業績になると思いますか？

 

おそらく誰しも、どんな事業内容にしても彼らが経営した方が業績は良くなると思うでしょう。

 

つまり、ビジネスは「どう経営するか」という問題でしかないのです。

 

売上げが増えない、従業員が定着しないなど、それはすべて「自分自身」の問題なのです。

 

経営者の抱える欠点には、主に７つのパターンがあります。これに気付いた瞬間からすべてが変わります。

世の中はビジネスチャンスだらけ！成功したければレシピを知れ！

現在世界の人口は78億人です。この人口は2050年までに97億人になると予測されています。

 

200年前は人口の98％が農業に携わっており、ビジネスと言っても同じ農村に住む人だけが対象なので、そこで成功するのは至難の業でした。

 

でも現代はどうでしょうか？

 

世界にいる78億人を相手にビジネスができてしまう世の中です。

 

世界経済は年間88兆ドルもの十分に大きな経済規模で、金利も低くなっています。これほど経営しやすい時代はありません！

 

「最強」という基準をもつ人にとっては、まさに一人勝ちの時代なんです。

 

この時代で経営者が成功しないはずがない。

 

こんな好環境で成功できない経営者、「ビジネスチャンスがない」と言ってる人たち、今さら参入できる領域がないと諦めている人たち、

 

完全に勉強不足です。

 

78億人の１％が7,800万人。7,800万人×１万円＝7,800億円。1,000円計算でも780億円です。

 

ビジネスを成功させるのは、チョコチップクッキーを焼くようなもの。レシピがあるんです。

現代企業を激変させる４つの原則

業種、業態、国、文化関係なく、いつの時代も普遍的に効果のある原則が４つあります。

 

 

順に解説をしていきます。

１、リーダーシップ

あなたはリーダーをイメージした時、力強く何でもできる、スーパーマンのような存在を想像するかもしれませんが、その認識は間違っています。

 

CEOは馬鹿くらいでちょうど良い。

 

なぜなら、リーダーは他人の能力を引き出し、彼らを成功させ、彼らの最高の結果を引き出す人だからです。

 

２、イノベーション

物余りの時代と呼ばれる現代。商品やサービスが溢れ、どこの業者も似たようなものを出しています。

 

でも実は、世の中は下手クソにできている！

 

グーグルのサーチエンジンなんて全然ダメ。表示してほしくない検索結果が二度と出てこないように設定できないし、企業ページだけに絞って検索もできない。

 

空港に行ったら何度パスポートを見せなければ飛行機に乗れない？

食品表示はモノによって単位の表示が違って比較できなくて不便！

 

どうです？

 

こう考えていけば、いくらでも差別化を図るイノベーションの機会が見えてきます。

 

３、利益性

CEOのほとんどが毎日利益のことを考えています。しかし、この利益の本質を理解している人はほとんどいません。

 

あなたに奇跡的な考え方を紹介したい。それは、「慢性的黒字」というものです。

 

「慢性的」とは、「ある状態が長い間にわたり変化せずに持続すること」。

 

慢性的黒字とは、どうしてもなくならない利益であり、すべてのCEOが目指すべき状態なのです。

 

そんなことは本当に可能なのでしょうか？

 

可能です！

Amazon、グーグル、アップル、マイクロソフト、ネットフリックスなど、現代の優良企業はみんなそうしています。

 

簡単にその仕組みを説明していますので、自分の会社に当てはめて考えてみましょう。

４、目的

マズローの欲求段階説を一度くらいは聞いたことがあるでしょうか？

 

実はマズローは生前、この欲求段階説を否定しています（ほとんどの人が知りませんが）。

 

体の必要を満たし、良い人間関係をもち、自分の才能を開発し、いろいろな目標を達成するだけでは、真の充実感は得られないことにマズロー自身が身をもって気付きました。

 

何が足りなかったのでしょうか？

 

「自己超越」が必要だったんです。

 

自分の人生を超えて残るもの、そんな意味と意義のあるものがどうしても必要なんです。

 

• あなたの会社の意味と意義は何でしょうか？
• あなたの会社が社会にとってなくてはならない理由は何でしょうか？
• どのようにしてそれを従業員に伝え、理解してもらえるのでしょうか？

 

目的のある企業しか生き残れない時代になっているんです。

CEOの改革！思考の質ですべてが決まる！

現代は作業量で稼ぐ時代ではなく、発想の質、思考の質で勝負する時代です。

 

なので、さっそく作業量を減らしましょう。

 

ここで、私が指導する経営者全員に、３か月に１度投げかけている質問の中から２つ質問します。

 

質問１：90日間、あなたが会社を不在にするためには、何を設定・設置・用意する必要があるでしょうか？

質問２：毎週２時間～４時間しか働けないのなら、何をしますか？

 

「CEOとして本当に大切なことはなにか？」

 

この質問をすることで、あなたはレーザーのように一点集中することができます。

 

本当の経営とは、あなたが会社にいなくてもいい存在になるということです。

さいごに

経営者、起業家、これから起業をする人、マネージャーや管理職として会社の業績を改善させる責任を持っている、またはいつかはそういうポストに就きたいと思っている方には、本書を読むことを心からお勧めしたい。

本書にある教えを実行することで会社をより大きな成功へと導き、より良い職場を築き、より多くの顧客を喜ばせ、より大きな利益を計上し、そのすべてを通して、より良い世界を構築していくに違いありません。

 

そして、ジェームス・スキナーからビジネスで学べるLINEがあります。

 

こちらは、ビジネスマンとしての考え方や必要なスキル、物を売る考え方などが無料で学べます。

 

この記事は、起業家やフリーランスの新しい生き方を支援する「オープンイノベーション大学」が提供しています。

 

オープンイノベーション大学とは、Webデザインやプログラミング、動画制作など、フリーで働けるさまざまなスキルが学べる学校で、総計24万6千人の方が学んできました。

 

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