株式会社Maneql(マネクル)(本社:大阪府堺市/代表取締役社長:田窪 洋士)は、ステージ4の乳がんと戦い続けた講演家「アイリーン・トモエ・クーパー」さんの『オンライン告別式』をWEB会議ツール「Zoom(ズーム)」で支援させて頂きました。
世界各地から290名以上の関係者が参列し、ご親族やご友人の方からも「感動的だった、やってよかった」と非常に喜ばれた式となりました。
新型コロナウイルス感染拡大で不安定な環境に置かれ、命を落とす方は決して少なくありません。
そして、その命を落とした人のご親族、友人など最後の瞬間に立ち会うことができない人も間違いなく存在しています。「アイリーン・トモエ・クーパー」さんもその環境に置かれた一人です。
オンライン告別式
■オンラインを導入した背景
アイリーンさんは普段家族とイギリスに在住しているのですが、たまたま琉球大学のリーダーシップの研修などの仕事で来日していました。
途中でお子様たちと合流し、日本一周をして帰国する予定だったそうです。
しかしイギリスが新型コロナウイルスの影響でロックダウンしたタイミングに、不運にも容体が悪化し入院。
・お見舞いは新型コロナウイルス感染症を扱っている病院のため難しい
・イギリスのロックダウンでアイリーンさんの帰国が不可能
・親族や友人もイギリスから日本に来れない状態
・次の日には、火葬しないといけない状態
そのまま2020年4月30日の午後3時に沖縄で亡くなりました。そこで急遽、完全オンラインで葬儀を行なった次第です。数日後、関わったご友人、クライアント様から、200通を超えるメッセージや寄せ書きが届けられ5月14日(木)に葬儀に参列できなかった方向けにも『オンライン告別式』を行いました。
各方面のご協力を得て、結果としてオンラインであっても、温かい心がつながる感動的な葬儀を執り行うことができましたことをご報告いたします。
■アイリーンさんのこれまでの活動
アイリーンさんは最初に乳がんと診断を受け余命宣告を受けてからも、「100万人の心に触れること。」をミッションに掲げ、世界中で26,000人以上の男女にマッチメーキングのアドバイスをする活動を続けてきました。
2019年11月に日本で行われた大規模カンファレンスにも登壇され、男女のパートナーシップや命の使い方についての授業をして頂きました。
そのときからすでに容体が悪化していたのですが、「私の生き様を通じて、少しでも勇気を与えたい」とミッション通りに最後まで啓蒙活動を続けてきました。
彼女が世界中の人の人生に、生きる勇気と希望を与えてきたからこそ、このような式が実現しました。
今、多くの人が大切な人の最後に立ち会えずに困っています。
このオンラインの活用法ならば、最後の別れを言えずにいる人たち、会いたい人に会えない人たちの救いになると確信しています。
■会社概要
商号 : 株式会社Maneql
代表者 : 代表取締役社長 田窪 洋士
所在地 : 〒591-8023 大阪府堺市北区中百舌鳥町5丁764-2 中百舌鳥ビル3F
設立 : 2016年4月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 各種WEBサービス企画・構築・運営代行
パソコン・インターネット等を利用して行う各種教室の企画及び運営
IT、経営、マーケティングに関するコンサルティング業務業務
集客代行サービス業務
URL : https://maneql.co.jp/