あなたはもし、ご主人もしくはお付き合いしている男性から「海外赴任のオファーがあった。一緒にきてほしい」と言われたら、どうしますか?
- 海外生活に憧れがある
- 今の仕事を辞めたい
- 今の生活を一変したい
と思っている人であれば、これ以上ない最高のオファーとなるでしょう。
一方、
- 海外に興味はないし、住みたくない
- 今の仕事を辞めたくない
- 今の生活に満足している
人からすれば、これ以上ない厳しいオファーとなるでしょう。
筆者は男性ですし駐在経験もありませんが、3年ちょっと海外生活をしていて、駐在妻や現地人との結婚を機に海外生活になった女性の友人が数名いるので、自分の意思ではなく海外生活を始めた人の悩みや不安はいろいろ聞いてきました。
この記事では、駐在妻になる人が知っておくべきことや海外生活のリアル、駐在妻が海外でできる仕事や働き方について、まとめて解説します。
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目次
結論:駐在妻もキャリアを維持するべき
まずはじめに結論を言うと、駐在妻として海外生活をスタートするのはもちろん良いと思いますが、最悪の事態に備えて、いつでも元の生活に戻れるよう、仕事がある状態を維持できるのがベストです。
夢のない話かもしれませんが、日本人の離婚率は約35%で、結婚5年以内の離婚率は34%。3組に1組は5年以内に離婚しているということです。
※参考:平成27年人口動態統計|厚生労働省
キャリアを手放して海外生活をスタートしたものの、早々に現地で別れ帰国し、経済的な理由で実家に暮らし、肩身が狭くストレスの多い生活をしている。なんて話もあります。
詳しくは順を追って解説しますが、「フリーランスのリモートワークで仕事を持ち続けること」が、現地生活の充実になり、最悪の事態への備えになります。
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駐在妻を待ち受ける現実
もしあなたが友人に海外駐在のことを相談したら、
「海外生活」の響きの良さに、多くの人の反応はこのようなものでしょう。
海外駐在員への待遇は日本国内で勤めている時よりも手厚いことが一般的で、給料は上がり、家賃補助が出て、一時帰国の飛行機代も支給されるなど、駐在妻は働かなくてもやっていけるため、経済面の心配は基本的にありません。
その一方、
- 言葉がわからない
- 環境や文化、治安が見えない
- 友人、知人がいない
などの懸念はあります。
また、日本でも北海道、東京、大阪、福岡と場所によって個性があるように、駐在する都市が合う・合わないもあるので、運の要素も。
良いイメージが先行しがちですが、住んでみないとわからないことは多々あります。
そんな中、男性は仕事で忙しく、職場で仲間もできますが、駐在妻は男性の職場のルールやビザの関係で、”主婦”でしかいられないケースが多い。
※ここは会社や国、州によって定めが異なりますので、確認が必要です。
つまり、現地で語学学校に通って勉強や、仕事ができない可能性が高いということです。
日本での多忙な仕事から解放されて、海外でゆっくり生活するのは最初は良いかもしれませんが、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と同じ気持ちで生活できるかと言えばそうではありません。
やはり人との関わりは大切ですし、海外環境で新たに人と出会うキッカケは、シェアハウス、学校、職場あたりになってくる中で、その全てが封じられてしまうと、孤独になりがちです。
✅駐在妻の夫が言ってはいけない一言
・友達できた?
・今日一日何してたの?
・ご飯簡単なものでいいよ!
・どこか行きたいところないの?
・ESLで英語話せるようになった?旦那の仕事の都合で駐在妻になったんだから、海外で息してるだけで誉めて…🤣#駐在妻#駐在員#アメリカ生活
— ひので🇺🇸キラキラしてない駐妻 (@hinode_tyuzuma) March 27, 2020
筆者の友人女性は1人、そんな生活に結局耐えきれず、1年以内に1人帰国していました。
日本とは違う良いところもたくさんありますし、海外生活を通じて日本の良さを認識することもあるので、海外生活を経験することは筆者個人的にはおすすめです。
しかし、孤独な生活になる可能性があるのも事実。さまざまなことを想定して、できる準備をした上で、計画的に移住しましょう。
駐在妻がキャリアを維持するべき理由
駐在妻がキャリアを維持するべき理由を2つ紹介します。
1. 現地生活が合わなくて帰国したくなることもある
海外駐在と一口に言っても、アメリカ、中国、香港、シンガポール、ヨーロッパ、フィリピンなど、駐在先はさまざまです。
企業が進出するのは基本都市部なので、そこまで生活のしずらさを心配する必要はありませんが、どうしても現地が好きになれない、もしくは、良いところだけど日本での生活の方が良いと思う人も当然いるものです。
海外駐在期間は一般的に3〜5年とされていますが、人によっては帰国するわけではなく、別の海外都市に異動し、海外生活が基本軸になるケースもあります。
また、一時帰国して再度駐在というパターンもあるので、海外は嫌ではないけど、内心は日本に住みたいと思っている人だと、どこかで心がついていかなくなることもあるでしょう。
2. 別れてしまう可能性もある
例えば、駐在妻として海外で3年生活した結果、別れて帰国したとします。
その後のキャリア形成はどうでしょうか?
もし英語力が飛躍的に伸びたなど、海外生活を通じて成長できたことがあればアピールポイントは増えるかもしれません。
でも、特に何もなければ、ただのブランクになってしまいます。再就職にあたり、長いブランクが好印象になるケースはないでしょう。
年齢やこれまでの経歴にもよりますが、希望の仕事や会社で採用されないことも。筆者の友人は帰国後、就活がうまくいかず、専門学校に通って1からキャリア構築する道を選んだ人もいます。
男性は日々ステップアップ、結果を出せば順調にキャリアアップしていく中、駐在妻のキャリアは時が止まったままです。
現地生活が退屈で嫌にならないためにも、帰国して仕事やお金に困らないためにも、最悪の事態を想定し、キャリアを断絶しないことがおすすめです。
ちなみに筆者の知り合いで2人、現地で日本人の知り合いとしか交友がなく、15年以上海外生活をしているけど、全然英語が話せない人もいました。
現地生活をしていれば自然と語学力が身に付くということはありませんので、夢のような期待は禁物です。
駐在妻はリモートワークがおすすめ
まず働き方ですが、「フリーランスのリモートワーク」がおすすめです。
おすすめする理由は以下の通りです。
- パソコンとネットがあればどこでも仕事ができる
- 仕事量や働く時間を自分で調整できる
- 家事や育児の合間に働ける
- 現地企業に雇われるわけではないのでビザは関係ない
- 駐在先が変わっても継続できる
- 帰国しても仕事がある
仕事を通じて現地の知り合いや友人作りにつながらない点はネックですが、駐在妻にとってメリットだらけの働き方です。
帰国後にフリーランスを継続する場合も同様のメリットがありますし、通勤がなくなるのも大きいところ。
選ぶ仕事と費やす時間次第では、男性並みに稼ぐことも可能なので、フリーでの働き方が定着すれば、キャリア面、経済面の不安は解消されるでしょう。
筆者はヨーロッパで生活している時に、フリーランスの活動を本格化しました。
時差は8時間(サマータイムは9時間)あって、活動時間が日本とはほぼ真逆の環境でしたが、たまにある会議以外は自由な時間に働けるので、時差は影響なく仕事できていました。
一部海外在住NGとしている求人もありますが、海外在住者OK、主婦歓迎の求人も多くあるので、仕事は見つかります。
では、フリーで働くにはどのような仕事があるのか?
- 秘書
- 事務
- Webライター
- 人事
- マーケティング
- SNS運用
- 広告運用
- Webデザイン
- 動画制作
- ネット物販
などなど、かなりの職種があります。個人的には動画制作やネット物販がおすすめです。
動画時代と言われる今、動画制作の需要はかなり高いですし、報酬も良い。
また、現地のスーパーでの買い物など海外生活の日常、旅行、子育てなど動画で撮って、それを編集してYouTubeにアップすれば海外YouTuberにもなれます。
海外生活は些細なことでも動画のネタになるので、趣味感覚で継続もしやすくて良いでしょう。
その他、海外在住特有の仕事のひとつに「ブランド品の買い物代行」があります。指定されたブランド品を仕入れて発送する仕事ですね。
こういった仕事を通じて、日本で売れる商品を把握して、自分でネット販売するのもおすすめです。
ブランド品だけでなく、海外限定発売のTシャツやスニーカーはかなり高値で取り引きされるので、1つ売るだけで何万と利益になることも。
どちらも海外在住の強みが活かせるので差別化もしやすく、楽しみながらできる仕事でおすすめです。
駐在妻がフリーランスになるためのステップ
これまで接客業など中心で、パソコンをあまり使わない生活をしてきた人は特に、「フリーランスなんかできっこない」と、ハードルが高いイメージを持つ人もめずらしくありません。
でも実際は、ちゃんとステップを踏めば誰でもなれます。パソコンに苦手意識があっても、スマホを使いこなせているなら大丈夫。パソコンも”慣れ”です。
ここからは、フリーランスになるためのステップをひとつずつ解説します。
1. やりたい仕事を決める
当然ですが、まずは何をやるか決めることが必要です。
- そんなに難しそうではない、無難にやれそうなことを選ぶ
- ちょっと難しそうだけど、やれたら楽しそうと思えることを選ぶ
最初の分かれ道として、挑戦するかどうかの選択があると思います。
本業のかたわら副業で少し収入を増やしたいレベルであれば、あまり仕事の内容にこだわらずに選んでも良いかと思いますが、
経済的にも時間的にも余裕のある生活を過ごす場合、迷わずやりたいと思えることに挑戦しましょう。
「勉強が必要で大変そう...」と思ってしまうクリエイティブなことも、勉強して試行錯誤する時間はありますし、やりたいことができるようになった方が充実して成果につながりやすいからです。
「駐在期間に新たなスキルを習得し、夢中になれることを見つける」という目標があっても良いのではないでしょうか。
私たちは起業やフリーランスに必要なスキルを無料で身に付けられる、オープンイノベーション大学という学校を運営しています。
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2. フリーランスで働く上で必要な準備をする
やりたいことが決まったら、次はフリーランスで働く上で必要なことを準備します。
ノートパソコンを持ってない人は、やりたい仕事に適したパソコンを購入する、パソコンの使い方に慣れることから始めましょう。
もしある程度パソコン操作に問題がなければ、仕事に必要な知識やスキルの勉強をしましょう。なるべく独学で勉強せず、詳しい人に聞くなりスクールに通うなりして、基礎だけでもしっかり学ぶことをおすすめします。
なぜなら、独学の挫折率は非常に高いからです。今注目されるプログラミングは、独学での挫折率が90%と言われるほど。
基礎を抑えていればその後やっていけるものも、最初でつまづくと人間苦手意識が根付いてしまい、「自分には合わない」と諦める原因になりがちです。
これは絶対にできるようになりたい!と思えることってそうそう出会えるものではないので、憧れが強いものほど勉強に自己投資しましょう。
3. フリーランス求人に応募する
クラウドソーシングサイトを利用するか、フリーランス、リモートワーク求人の専用サイトから応募するのが一般的です。その中でも有名どころを以下いくつか紹介します。
上記以外にもありますが、職種に特化した求人サイトもあるので、「フリーランス+職種+求人」のような検索をして調べてみてください。
筆者は最初、CrowdWorks(クラウドワークス)やランサーズで仕事を受注し、副業としてフリーランス案件をスタートしました。
実績に伴って、ある程度継続的に発注してくれる人も増えたので、「仕事がなくなったらどうしよう」という不安は少なく、フリーランスに切り替えることができました。
日本にいるうちから少しずつ勉強を始め、副業で良いので少しでも実績を積み、海外生活が始まるタイミングに合わせて、フリーランス1本でやっていけるよう調整できるのがベストです。
海外在住フルリモート体験談
筆者は2019年の初頭から、海外在住フルリモート生活を始めました。現地で就労可能なビザでしたが、なぜフルリモートを選んだのか?詳細を語っているので、ご参考までに。
駐在妻もキャリアを維持しよう
パートナーが仕事で家を空ける時間が多い中、海外生活を充実させられるかどうかは完全に自分次第です。
仕事もない、趣味もない、友達もいない状態だと、よほどその土地の雰囲気が合わなければ帰国したくなること必至。
「お気に入りのカフェでノマドワークして、ヨガ教室に通って、晩ご飯の支度をする」ような、自分の理想の生活スタイルをイメージして、そこに向けてキャリア形成ができれば、きっとすごく充実した海外生活が過ごせると思います。
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