無料で学べるオープンイノベーション大学(通称イノベ大)っていろいろ学べるけど「どう活用したらいいかわからない・・・」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はイノベ大の開校当初から今日まで、さまざまな実践会やセミナーに参加し続けている藤田さんにお話を伺いました。
学びのコツや仕事への繋げ方など、ぜひ参考にしてみてください。
自己紹介
――自己紹介をお願いします。
藤田さん
東京都在住の藤田桂子です。仕事はオンライン講座を2つ運営しています。
1つは、ママ向けに「フォニックス」という英語の読み書きを学ぶためのメソッドをお伝えして、ご自宅でお子様と楽しく学んでもらう講座です。
もう1つは、オンライン講座を作って販売していきたい人達をサポートする講座になります。
自分が一人起業でWebデザインや動画編集、コピーライティング、集客など講座運営で必要なことを全部やる中で、他の起業家の方からのご要望もあって、サポートをさせていただいています。
イノベ大に参加したきっかけ
――イノベ大に参加したきっかけを教えてください。
藤田さん
最初は、自分がオンライン講座をやっていくための集客力が無かったので、イノベ大の前身となるIT社長養成学校に入りました。
Maneqlさんをはじめて知ったのは、IT社長養成学校の前に入ったデザインスクールです。スクールを共同で運営されていたのがManeqlさんでした。
私は芸術大学の映像学科を卒業していて、大学での動画制作やデザインのアルバイト経験があり、PhotoshopやIllustratorを使ってホームページを作ることはできました。しかし、それと集客が結びつかなかったんです。
先輩デザイナーの方から
「集客するためのビジネスのデザインは型があって、ただ自分が作りたいものを表現するだけだとダメだよ」
と言われ、サイトを作れば必ず集客できる訳じゃない、とわかりました。
「ビジネスのためのデザインがわかっていないな」と思い、まずは自分が一番飛び込みやすかったデザインスクールに入りました。
その後、IT社長養成学校を経てイノベ大に入った流れです。
――無料で学べるという点についてどう思われましたか?
藤田さん
デザインスクールは有料でしたが、そこでも多くのことを学べたし、たくさんの仲間と出会えました。
でも、自分がオンライン講座を運営していくために「デザインだけでは足りない」とも感じていました。
やればやるほど足りないところが見つかる状況だったので、まず、イノベ大のコピーライティング合宿やマーケティングの合宿に参加しました。
「本当に無料で受けられるんだ」と実感でき他の方の熱量も感じたので、ここにいるとたくさんの学びや仲間が得られると思い、長い間在籍させてもらっています。
――有料商材を売り込まれる不安はありませんでしたか?
藤田さん
最初に入った有料のデザインスクールの講座内容がちゃんと身に付いているので、仮に有料商材があったとしても、やるやらないは判断すればいいかな、と思いながら受講していました。
結局、コピーライティングができないとデザインもできない現実があったので、まずは受講したというのはあります。
――イノベ大に参加される前に悩みなどはありましたか?先ほど出てきた集客のお悩みでしょうか?
藤田さん
そうですね。自分一人でやる前に、ネイティブの先生と一緒に英会話をする民間の学童保育をやろうか、と話をしてたんですね。
私は保育士の資格と、J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)という民間の英語の資格を持っていたこともありまして。
当時、ホームページなどは私が作っていましたが、本当に集客ができませんでした。
新聞の折込チラシを何万部と配布したのですが、難しかったですね。その時に初めて、集客は難しい、と知りました。
何が足りていないのかがわかってない状態でデザインスクールに入って、勉強する中で足りないことがわかってきました。
それをイノベ大の様々な部活(実践会)で学んでいます。
――最初は集客だけだと思っていたけれど、蓋を開けてみると足りてない要素がだんだん見えてきたわけですね?
藤田さん
はい。勉強すればするほど、何が足りてないのかが見えてきましたね。
例えばデザインを作ろうと思ってもコピーがない、集客のために人を引きつけるコピーを書くという考え方もなかったです。
コピーを考えるにしても、マーケティングの考え方に基づいて、人の心を動かしていることも全くわかっていない状態でした。
イノベ大に入って、
- 足りないことが明確になり何を学べばいいかがちゃんとわかる
- それを各部活で全て無料で教えてもらえる
ここに凄さと驚きを感じて今も在籍しています。
参加された実践会・セミナー・合宿について
――イノベ大の実践会で参加されたものを教えてください。
藤田さん
- オンライン講座部
- コピー部
- Lステップ部
- 動画部
- ChatGPT実践会
- 生成AIのデザイン部
の6つです。
――以前、集客のお悩みがあったので、最初に必要だと思われたのがオンライン講座だった、ということでしょうか?
藤田さん
そうです。当時は部活が何種類か同時に募集されていて、一つだけ入れると伺って、まずはオンライン講座部に入りました。
前にやろうとして集客が上手くいかなかった英語の学童から一旦手を引いて、自分で何かしたい、と思っている頃でした。
ちょうどコロナ禍で直接何かやるのは難しい状況だったので、デザインを使ってオンラインで集客して、自宅でビジネスをしたいと考えました。
実は他の有料の起業塾に入って学んでいたんですが、オンライン講座の作り方がその中に入っていなかったんです。
中身をどうやって作ればいいのか悩んでいるときに、ちょうどオンライン講座部の募集があったので「これは受けるしかない」と思って受講しました。
――実践会では課題が出ますが、どのように時間を確保していましたか?
藤田さん
当時、認可保育園で非常勤保育士として働いて、その後にデザインスクールを受講して仲間と一緒に受注したデザインを作成していました。
そんな中で、オンライン講座部も受けていたので本当に時間がなかったです。
ですが「時間は作るものなのだな」と思って、隙間時間を何か違うもので埋めることをやめました。
課題を何回か出さないと退部というルールもあって、本当に集中してやらないと、とも思っていました。
オンライン講座を本当に売りたかったので、時間を無理やりにでも確保したり、講座の後に徹夜したりすることもありました。
――隙間時間を狙ってとにかく空いた時間は勉強に充てていた感じですかね?
藤田さん
そうですね。今までスマホなどを無駄に見ていた時間を、課題のリサーチに使いました。
なので、携帯やパソコンを触っている時間は増えていたかもしれないですね。
――コピー部にも参加されていましたが、コピーライティングの知識はないところからスタートされましたか?
藤田さん
はい。自分でチラシのコピーを書いていましたが、集客に必要なリサーチや必要なキーワードが盛り込めていたかというと、そうではなかったと思います。
LPをデザイナーとして作成できて、コピーが重要だとも認識していたけれど全然書き方がわからない、という状態でした。
自分がオンライン講座を販売していくときにLPを作ろうと思っていたので、タイミングよく学べました。
――コピー部の課題は大変でしたか?
藤田さん
そうですね。コピー部では他の方のLPのコピーを書く課題があったのですが、自分のものを作るより難しく、時間がかかりました。
――動画部についてですが、動画は少し経験があった感じですかね?
藤田さん
はい。大学のときに映像学科で映画を作っていたので、制作の企画やどういう手順で撮影をするか、などはわかっていました。
ですが、フィルムで撮影をしていたので編集は手作業で、Adobe Premiere Proのようなデジタル編集は大学の時もやっていませんでした。
動画部は、YouTubeの編集を学べるということで、オンライン講座の動画教材を作るために選びました。
――ChatGPT実践会はどんな感じでしたか?隙間時間などを使って課題をクリアされたのでしょうか?
藤田さん
他の部は3ヶ月位だったと思うんですが、ChatGPT実践会は半年ほどで、期間が割と長かったんです。前半は無料でできる範囲内の学習をやって、後半は有料で使用している人だけ、といった感じでした。
半年間あったので、課題は他の部と比べるとそんなに大変ではなかった印象です。
人数が他の部よりも多かったので、重圧みたいなものは少なかったです(笑
ChatGPTの使い方やマーケティングでの活用方法などを知らない状態だったので、真剣に取り組みました。
――Lステップ部はどんな状況でしたか?おそらくたくさん勉強することがあったのではないかと思うのですが・・・
藤田さん
そうですね。私は機械の操作が自分の苦手な分野かな、と当時思っていました。ですので、Lステップの使い方を理解して設定する課題は大変さを感じましたね。
上手くいかない時に、どこが間違っているのか、なかなか気付けませんでした。
一番課題がハードだったな、と思っています。
――そうすると課題をこなすのに時間がかかりましたか?
藤田さん
最初の方の課題は、見ながら同じようにやっていけばいいので割と大丈夫でした。
少し複雑になっていく段階で、手順通りやっているはずなのになぜか上手くいかない、という場面があって、それはちょっと時間がかかりましたね。
――イノベ大のセミナーに参加されましたか?
藤田さん
- オンライン講座の作り方セミナー
- プロダクトローンチ合宿
- 堀江貴文さんの「ChatGPTビジネス戦略セミナー」
- 本田健さんの「お金と起業の成功学」
- 落合陽一さんの「AIが切り拓くビジネスの未来」
などに参加しています。
――セミナーに参加していかがでしたか?
藤田さん
参加してよかったな、と思います。
ChatGPTなどは本当に進化が早いので、1人で全部追いかけていくのってすごく難しいんですよね。
セミナーでは、ChatGPTやAIの活用など同じ題材でも、毎回新しい情報が出てきます。
よりマーケティングに特化してAIを活用している方とか、動画やデザインにChatGPTを活用している方など、いろんな方が登壇されて最新情報を聞けるのですごく勉強になります。
――少しお話にも出ましたが、イノベ大の合宿にはどれくらい参加されましたか?
藤田さん
コピー合宿とマーケティング合宿の両方に数回参加しています。
――合宿に参加していかがでしたか?
藤田さん
最初に参加したときは、全くわからない状態で参加してるので、情報量が多すぎてお腹いっぱい・・・といった感じでした。
その時はまだ自分のオンライン講座もなく、広告を回して集客する経験がない状態で参加していたので、勉強することが多すぎて大変だったんです。
実際に自分がオンライン講座を運営していくために、
- コピーを書く
- LPをデザインする
- 広告を回して集客する
- LINEに友だち登録してもらう
こういった一連の流れを、全てイノベ大で学んできました。
一通り経験してから合宿に出ると、わからなかった部分も納得できましたね。
自分が成長した分、新たな発見があるので、何度も出た方がいいと思います。実践すればするほど、さらに学びが深まりますね。
――イノベ大にはLINEで受講できる学び放題コースがありますが受講されたことはありますか?
藤田さん
あります。動画部に入る前に学び放題の動画コンテンツで学んでから参加しました。
オンライン講座部は先に実践会でオンライン講座の作り方を学んだ後に、もう一回復習したいな、と思った時に学び放題のコンテンツを見ることがあります。
イノベ大で学んだ成果について
――イノベ大での学びを通してプラスに変化したことはありますか?
藤田さん
オンライン講座を本当に運営できていることですね。
広告からLPに流して集客しているんですが、広告やLPのデザインもできるようになったし、コピーも自分で書けるようになりました。
動画編集ができるようになったので、教材も作れるようになりましたね。
本当にオンライン講座を運営する全てを、イノベ大で学ばせていただいたなと思います。
さらに「それ全部1人でできるの?」「教えてほしい」と他の起業家の方から言われるようになりました。
――プライベートで変化したことはありますか?
藤田さん
イノベ大に入った頃は、まだ保育園で保育士として働いていました。
しかし、コロナが始まったこともあって、オンライン講座を作ったりデザインの仕事が取れたりして、保育園のお仕事は退職しました。
今は自宅だけで仕事をやっているので、より子育てに集中ができるようになりましたね。家族のために使える時間がすごく増えました。
オンライン講座のお客様とのミーティングなどは昼間に設定して、制作物などは子供の習い事の送り迎えの際に外でもやれるので、時間の自由が利くようになりました。
――イノベ大で得たことを今後、どのように活かしたいですか?
藤田さん
最近、近しい起業家の方から
「動画編集を手伝ってほしい」
「LPを作ってほしい」
「オンライン講座の作り方を教えてほしい」
「マーケティングの知識をもっと教えてほしい」
など、いろいろお願いされることがあります。
元々は自分のオンライン講座の運営のみを考えていましたが、こういったご要望にもお応えできたらと思い、新しい別のサービスを考え始めています。
「好きなことを・好きなときに・好きな時間で・求められる形で出せる人」がもっと増えるといいなと思い、そういった方をサポートできるオンライン講座をもう少し広くやっていきたいと思っています。
――直近の目標はありますか?
藤田さん
動画を作れるようになったので、これまで直接1対1でクロージングをやっていたところを、自動化していきたいなって思っています。
できるだけ時間を使わないような集客販売を考えていて、ちょうど構築中なので、それを実際に出していくのが直近の目標です。
――オープンイノベーション大学をどなたかに紹介したことはありますか?
藤田さん
起業がしたい、何かやりたいというエネルギーがある方にはいつもすぐに紹介しています。
――どのくらいの人数を紹介されましたか?
藤田さん
人数は、おそらく10数人ですね。
他のコミュニティで知り合った方で、本当に応援したいなって思う人には「こういうところがあるよ」とお伝えしています。
イノベ大は無料で学べるので、他の有料の講座を受けてる人にはなんとなく申し訳なくて言えないこともあるんですけど・・・
――イノベ大を知らない方も多いのでしょうか?
藤田さん
そうですね。いろんなコミュニティに顔を出しているんですけれど、知らない層の方々もいらっしゃいますね。
――その方になんとお伝えして紹介していますか?
藤田さん
多分、私を見てもらったら一番わかりやすいのですが・・・。
例えば英語の私塾の場合、子供向けのレッスンをやっている方が多くいらっしゃいます。
そうすると、子供が通える範囲、すなわち集客できる範囲はやはり限られてきます。そこをオンラインにすると、一気に集客範囲が広がります。
また、大人向けのレッスンが作れるとより幅が広がります。
ただ、新しいことをやる時に「オンラインは(難しそう)・・・」などマインドブロックが出ることがあります。
ですので
「実際にイノベ大に入って見てみると世界が広がるかもよ」
「私がいろいろできるようになったのはイノベ大に入っているからだよ」
とお伝えしています。
――やっぱりマインドの部分って大きいですよね。
藤田さん
ほんとにそうですね。何かをやっていくのに、私自身もですけどマインドブロックが一番問題じゃないかな、と思いますね。
――最後にこれからイノベ大を受けられる方たちへメッセージをお願いします。
藤田さん
イノベ大では楽しく仲間と一緒に学べます。
やりたいことがまだ見つかってない人は、イノベ大のいろいろな部活を受けることで見つかるかもしれません。
既にやりたいことが明確な人は、本当に自分が必要なものから優先していくと成果が早いのかな、と私自身の体験から思います。
ぜひ楽しみながら学んで、それを実際の仕事に活かすところまでやっていただけたらいいな、と思います。
何かやってみたい気持ちがある方はイノベ大へ
今回は、オンライン講座を運営する藤田桂子さんにお話をお伺いしました。
有料だと「受講前にやりたいことをちゃんと決めないと」とか「身につかなかったら嫌だな」など、行動にブレーキをかけやすくなる側面もあります。
その点、イノベ大は無料で様々なビジネススキルをつけられるので、
- 足りていないスキルはわからないけど、まずは何かやってみよう
- 学びながら興味があることを見つけよう
と、行動しながら考えられます。
少しでも何かやりたい気持ちがある方は、ぜひイノベ大に参加してみてくださいね。
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