速読方法を身につけて、知識を素早く吸収したい人もいるかと思います。
- 本を簡単に読める方法を知りたい
- 速読ってうさんくさいけど大丈夫?
- 速読のやり方やコツは?
筆者は読書が苦手でしたが、速読方法を身につけてから、本を読むのが好きになりました。
そこでこの記事では、筆者が実践する速読方法を紹介します。本を読むのが好きな人も、苦手な人もぜひ参考にしてみてください。
目次
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パラパラめくるような速読はおすすめしない
速読と聞くと「本をパラパラめくって数分で読み切ってしまう」といったようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし本をパラパラめくるような速読はおすすめしません。もちろんそういった速読術も確立されていますが、習得できるのはごく一部の人。それなら要約したブログやYouTubeを利用した方が、より効率的に学べるはずです。
今回紹介する方法は、誰でも習得できる速読術です。1冊5時間かかっていたものを、2〜3時間に短縮できるとイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
今までの読書時間を半分にできるので、ぜひ実践してみてください。
速読を身につけるメリット3つ
速読を身につける前に、本を早く読むメリットを紹介します。
- 多くの知識を素早く習得できる
- 本を読むのが楽しくなる
- 読書以外にも役立つ
それぞれについて、詳しく解説していきます。
①多くの知識を素早く習得できる
速読が身につくと、多くの知識を素早く習得できるようになります。
今まで読んでいたスピードよりも早くなるので、より多くの本を消化できます。入ってくる知識量も増えるため、勉強やスキルアップに効果的です。
筆者も速読を始めてから、本を読む量が何倍にも増えました。多くの本を読んで知識を吸収したい人は、ぜひ実践してみてください。
②本を読むのが楽しくなる
本が早く読めるようになると、読書が楽しくなります。なぜなら、本を読んだ達成感を多く味わえるからです。
いざ本を読み始めるとなかなか進まず、読み終える頃には何ヶ月も経っていた、という場合もあります。中には読みきれずに諦めてしまう人もいるでしょう。すると達成感が得られず「読書=苦手」になってしまうのです。
しかし速読で何冊も読破すれば、「これだけの本を読んだ」という自信になります。筆者はもともと読書が苦手でしたが、速読で何度も達成感を味わうことで、本を読むのが好きになりました。
読書が苦手な人こそ速読にチャレンジする価値はあるでしょう。
③読書以外にも役立つ
速読は、要点を探して効率良く読み進めるスキルです。
仕事においても文章を読んだり作成したりする場面があるので、そこに速読の技術が活かせます。
特にデスクワークなど文章に触れる機会の多い人は、速読を学んでおいて損はないはずです。
筆者の仕事はライターです。要点をまとめて文章を作成する必要があるため、速読のスキルが役立っています。読書だけでなく、仕事にも役立つのが速読のメリットです。
速読の重要ポイントは「目的と締切」
速読と聞くと「本を早く読む技術」と考えがちです。しかしどんなに早く読む技術を習得しても、モチベーションがなければ読書を続けることはできません。
そして実は、速読で最も大切なのは「目的と締切」を決めることなんです。
齋藤 孝 著「大人のための読書の全技術」においても、
目的と締切の設定は速読において非常に大切だ
と書かれています。
例えば、「1週間後に同僚と読んだ本の感想を言い合う会をする」と決めていたらどうでしょうか。本が苦手な人や読むのが遅い人でも、頑張って読破するはずです。
逆に速読ができても締切がなければ「すぐ読めるし、またでいいか」とモチベーションが上がりません。
そう、速読で大事なのは「読まなければならない」という気持ちだったんです。
目的と締切はなんでもかまいません。
- 友達と読んだ本の共有会をする
- 書評ブログを週1で更新する
- 図書館の返却日までに読む
このように目的や締切を設定すれば、自然と読書ができるようになります。ぜひ実践してみてください。
本を素早く読む5ステップ
それでは本を素早く読む流れを紹介します。
- タイトルや帯から重要なキーワードを見つける
- 目次から重要な章を見つけて線を引く
- 「はじめに」「おわりに」を読む
- 再度、目次から重要な章を見つけて線を引く
- 目次で線を引いた章を読む
それぞれについて、順番に解説していきます。
①表紙や帯から重要なキーワードを見つける
まずは本の表紙や帯からキーワードをピックアップします。
本をいきなり読み始めるのではなく、本の外側に目を向けることが大切です。
なぜなら本の表紙は、筆者が伝えたいことを詰め込んでいる部分だからです。表紙は本の顔とも呼べる部分なので、渾身のメッセージが書かれています。
そこから重要となるキーワードや文言を見つけてみてください。すると本を読む時に、内容が入ってきやすくなります。
②目次から重要な章を見つけて線を引く
本を開いたらいきなり読み始めるのではなく、目次を熟読しましょう。目次は本のロードマップです。何がどこに書いてあり、どの部分が重要なのか一目でわかります。
まずは本のタイトルや表紙、帯からピックアップしたキーワードと一致する見出しに赤線を引きます。主に3〜4章から主題に入る本が多いので、その部分に注目してみてください。
本の中には、筆者の生い立ちや本のテーマに沿った歴史などを解説している場合があります。そういった部分は一旦飛ばして、重要だと思われる部分だけに線を引くことが大切です。
③「はじめに」「おわりに」を読む
続いて、本の「はじめに」「おわりに」を読みます。
「はじめに」は、本を最後まで読んでもらうために、これから何を伝えるか教えてくれる部分。「おわりに」は、どこが重要だったのかをおさらいしている部分です。
よって両方を読めば、この本で何が重要なのかはっきりとわかります。その上で、重要だと思う部分に赤線を引いてみてください。
④再度、目次から重要な章を見つけて線を引く
早速、読んでいきたいところですが、目次に戻ります。「はじめに」「おわりに」を読んだ上で、重要な部分が抜けていないかチェックするからです。
ちなみにここまでの所要時間は20〜30分ほどです。時間がかかりすぎていると思いがちですが、重要な部分だけ読むための作業なのでむしろ効率的です。
⑤目次で線を引いた章を読む
あとは目次で線を引いた章を読むだけです。
本を買うとどうしても「最初から最後まで読まなければならない」と思いがち。
しかし本を読む時に大切なのは
です。
最初から読んで途中で挫折してしまっては意味がありません。
あなたも多くの本が積読になり、本棚にきれいに並べてあるのではないでしょうか。しかし本を書いた著者は「重要な部分だけでも読んで吸収してほしい」と思っているはずです。
ですので、要点だけ読めれば100点満点です。自分はこの方法で1冊3時間以内で読めるようになりました。
本で得た知識はアウトプットしなければ意味がない
本で得た知識はアウトプットして、はじめて定着します。
ラーニングピラミッドによると、読書や読むことでの学習定着率は10%といわれています。要するに、本を読むだけでは90%の知識を忘れてしまうということです。
そして最も効果的なのが「人に教える」というアウトプット方法。学習定着率は90%で、大半の知識を習得できます。
誰しも「誰かに教える」となれば、しっかりと学習して、質問されても大丈夫なように備えますよね。すると細かい部分まで定着し、深い学習が実現できるのです。
しかし「教える人がいない」という人もいるでしょう。
そんな時は以下の方法がおすすめです。
- 要約ブログを書く
- 知識をSNSで発信
- わかりやすい読書ノートを作る
このように一人でもアウトプットはできますので、ぜひ実践してみてください。
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速読を身につけて人生を加速させよう
今回は速読方法について解説してきました。要点さえ押さえておけば、誰でも本を早く読めるようになります。特に本を読破できず苦手意識を持っている人に試してもらいたいです。ぜひ本記事を参考に、速読を身につけてみてください。
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