妊娠して産休に入る人、仕事を退職した人…。妊娠・出産の環境の変化によって、様々な選択肢があります。
出産後はどうでしょう?産後の働き方や、キャリアアップについてお話ししていきます。
目次
いつから働くのが適切なのか
出産を終え、乳児を育てるのは出産が初めてだろうと、何回目だろうと慣れるものではありません。
特に、初産より二人目以降の方が年齢が高くなるので、母体への負担が大きいといわれています。そういいましても、精神面では初めての育児でも、何人目の育児でも大変なのは同じです。
産後すぐに働きたい!と思う方は少数ではないでしょうか。多くの方は、目の前の育児や自身の体調の変化、慣れないストレスに戸惑います。
全員が全員ではないとおもいますが、育児や生活リズムに慣れてきたころにふと、社会とのつながりを求めるようになります。
自分の時間に余裕が持てるようになると、他のことを考えるようになります。
筆者は妊娠中に会社を退職しました。やりがいのあった仕事だったので、育児が落ち着いてきたときに働いていた時の楽しかったことを思い出す時間が増えていきました。
そのうち、もうあの頃のように仕事にやりがいを持つことは一生ないのかもしれない…。そう思うようになりました。
その後、産後5か月で新しく仕事を始める決意をしました。新生児期から5か月が経ち気持ちに余裕が出てきた頃です。
しかし、配偶者や家族とよく話し合うことをおすすめします。社会復帰したい気持ちが強いあまり、子育てを疎かにしてしまう恐れもあります。
社会復帰したい、働きたい。そう思った時に大切にするのは「妊娠前とは環境も立場も変わっている」ということを前提にした考えです。
仕事を再開する前にやるべきこと
仕事を始める前に様々な準備が必要です。どのような準備が必要なのか、どういったことをやっておけばいいのかご紹介していきます。
保育所を探す
外で働く場合は、子どもを預ける保育所を探すことから始めましょう。
地域によっては保育所の定員が達しているところがあります。早めに役所に行って、住んでいる地域の保育所の状況を把握していくことが大切です。
保育所の場所によって働く職場を選んでいくのもいいですし、駅の近くの保育所を選ぶと交通便が良いです。そのため、電車通勤となっても帰りにすぐお迎えにいけるので人気。という情報もあります。
家族と連携できる状態をつくっておく
家庭と仕事を両立させるには、何といっても家族の理解や協力が必要不可欠です。仕事が始まってからは、仕事が大変だということだけを話すのはNGです。
このような会社で、自分はこういった仕事をしている。といった会話を普段からすることで自然と理解を得られますし、配偶者の仕事の大変さも理解できます。
自分や子どもに何かあったときはもちろん、配偶者に何かあったときも協力し合えます。
働き方を考えておく
正社員・契約社員・派遣社員・パート・フリーランス…など様々な働き方があります。
どの働き方が自分に合っているのか、それぞれの特徴を調べておきましょう。
メリットやデメリットを調べておくことで、実際に働きに出たときにも想定できることが増えます。
資格取得・自己学習
職場復帰をする方、新しい職種にチャレンジする方のなかには資格を持っておくと有利なこともあります。働きに出る前の時間を有効に使って資格取得のための勉強をすることもおすすめします。
また、資格が不要な場合でも自己学習として、勉強しておくことで会社に入ってから役立つことがあります。
妊娠前と同じように働くことは可能か
前述したとおり、妊娠前と全く同じ環境・立場で働くことはほぼ不可能です。子どもが生まれてから会社に出勤すると、子どもは体調を崩しやすいので急な早退や休みが増えます。
勤務時間が時短勤務かフルタイム勤務になるかによりますが、子どもを預ける保育所と職場の距離が近いことをおすすめします。
このように、働きながら育児をするにはまるっきり仕事に時間を費やせないという現実があります。子どもが小さいうちは、妊娠前と同じように働くのは難しいでしょう。
最初からフルタイム勤務ではなく、状況を見ながら勤務時間を伸ばすなど無理しない姿勢が大切です。
産後におすすめな仕事
産後、新たに仕事を始めたい人向けにおすすめの仕事を紹介していきます。
コールセンター
コールセンター業務は、ノルマなど厳しいイメージがあるかと思います。しかし、産後に仕事を始めるにはいい環境でおすすめです。
コールセンターは多くのスタッフ、多くの子育て中の方が勤務しています。休みや急な早退などの対応をしてくれるところが多いです。時給も高いので、パートとしても人気の高い職種です。
スーパー・ドラッグストア・飲食店
スーパー、ドラッグストア、飲食店もコールセンターと同様多くの子育て中の方が勤務しています。また、コールセンターと異なる点は学生アルバイトが多く働いているところです。
学生アルバイトは夏休みなど長い休みにガッツリ稼ぐという人が多いです。その分、主婦は家族と休みを合わせやすく、家庭との両立もしやすいでしょう。
ハンドメイド販売などのスキルマーケット
自身の趣味を活かして収入を得ている人もいます。家で出来るということだけでなく、わかりやすく必要としている人に向けて直接販売します。
やりがいを感じるといった部分でもおすすめです。手先の器用な方は、ハンドメイド販売なども注目されています。子どもが幼稚園や小学校で使う用品は特に需要が高く、人気商品です。
在宅ワーク
こちらも家でできる仕事です。現在はコロナウイルス流行により在宅ワークの求人が増えています。
職種も様々です。データ入力や家でできるテレアポ、事務、秘書から専門的な仕事まで。出社することなく家に居ながら働けるので、子どもと一緒に居られるというメリットがあります。
ひとつ注意しておきたいのは、パソコンを持っていることを必須とした募集が主です。パソコンを持っていない人は環境を整えておくことをおすすめします。
フリーランスに転向するという方法も
企業や働き方にとらわれないフリーランスに転向するという方法もあります。もちろん、メリットもデメリットも存在します。人によってはフリーランスの方が働きやすいという方もいます。
筆者も産後からフリーランスに転向しました。自由な働き方ができていて自分の生活リズムに合っています。
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自分の身体を大切に
今回は、産後の働き方についてお話ししていきました。
筆者自身の経験から、産後すぐ働きたい方向けのお話しでしたが、産後の体力の回復や精神が安定する時間は人によって様々です。
働きたい、でも少しでも不安があればもう少しお休みしていくことも大切です。自分の身体を大切にしてくださいね。
復帰できる時期になったらこの記事を参考にしていただければ幸いです。
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