在宅ワークを快適にする環境づくりのコツ|おすすめグッズも紹介

新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務(テレワーク)に移行したという人もいるのではないでしょうか。

 

最初は通勤しなくてもいい喜びが大きかったものの、

在宅ワークは集中できない
家族がいるから部屋で仕事がしにくい
仕事が全然進まない

と自宅環境に不満を覚える人も増えてきました。

 

筆者である私も、在宅ワーク歴5年のフリーランスですが、最初は仕事に集中できず、アルバイトをしていた時期もありました。

 

それくらい在宅での仕事って集中できないんです。

 

そこで今回は、在宅勤務の環境づくりのコツやおすすめのアイテムを紹介します。合わせて在宅ワーク歴5年の筆者おすすめの仕事環境も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

在宅勤務で集中できる環境づくりのポイント8つ

まずは在宅勤務で集中できる環境づくりのポイントを8つ紹介します。

部屋とデスク周りを片付ける


在宅勤務に集中したいなら、まず部屋とデスク周りを片付けましょう。散らかった環境だと認知能力と集中力が低下してしまうからです。

 

アメリカのプリンストン大学の研究でも、「散らかった部屋で勉強(作業)をすると集中力が落ちる」という結果が出ています。

 

乱雑な状態が目に入ると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、精神的に不安定になります。その結果、イライラしたり、鬱症状になったりしてしまうのです。

 

また必要なものが見つけられず、無駄な時間を消費してしまうことも。だからこそ、仕事をする部屋とデスクは整理整頓をしておきましょう。

部屋のレイアウトで集中力が上がる

部屋のレイアウトやインテリアで集中力は大きく変わります。

 

イギリスのサルフォード大学が小学校を対象に行った研究でも、「室内の環境により学業生成が変わる」という結果が出ています。

 

特にデスクの位置は、集中力や作業効率を大きく左右すると言われているんです。

 

みなさんのデスクはどこに設置してありますか?

 

多くの人は壁にデスクをくっつけているかと思います。しかし、この配置は圧迫感があり、集中力を下げてしまう原因と言われているんです。

 

またデスクの後ろ、要するに自分の背後に扉があるのもNGです。こちらも心理的に、「誰かが入ってくる」という気持ちになり、精神的に落ち着きません。

筆者である私は、この2つを意識してデスクを設置しています。

 

このように壁からデスクを離し、背後は壁になるように工夫これだけで作業効率が一気に上がったので、デスクを移動できる人はぜひ実践をしてみてください。

椅子(チェア)はデスクよりも重要

在宅勤務になると、椅子に座っている時間も長くなりがちです。一番体に密着しているアイテムなので、疲れ具合を大きく左右します。

 

特にリビングにあるような、硬い椅子に座って作業している人は注意が必要です。現状は問題ないかもしれませんが、徐々に疲れが溜まり、腰痛や肩こりの原因になってしまうかもしれません。

 

在宅勤務で椅子に座る機会が多い人は、オフィスにあるようなチェアを用意しましょう。できれば1万円以上の高品質なものを選んでください。安いチェアだと疲れが溜まってしまい、逆に集中できません。

こちらは筆者が使用しているチェアです。約3万円しましたが、1日作業をしても、疲れにくく、仕事の効率も上がりました。

デュアルディスプレイ(モニター)で効率化

デュアルディスプレイがあるだけで、作業効率が大幅に上がります。

 

2つの画面を見ながら仕事ができるため、1つの画面は調べ物用、もうひとつは作業用として使えます。

筆者もデュアルディスプレイで作業をしています。作業効率が上がるだけでなく、目線が上に向くため姿勢も良くなりました。

高速のWi-Fiを設置する

テレワークをするなら高速のWi-Fi環境は必須です。Web会議やデータのやりとりで通信が切れると、仕事がスムーズに進みません。

 

また作業中にWi-Fiが途切れると、保存ができずデータが消えてしまうことも。そのためWi-Fiは高速で安定したものを設置してください。

パソコンは最低限のスペックのものを使用する

自身でパソコンを用意する人は、最低限のスペックのものを準備してください。

 

仕事内容にもよりますが、以下のスペックであれば大体の業務はこなせます。

  • CPU Core i5以上
  • 13インチ以上
  • メモリ16GB以上
  • ストレージSSD/128GB以上

書類作成やWord・Excelとソフトを使う場合は、もう少しスペックを下げても問題はありません。自分の業務を確認し、どのくらいのスペックのパソコンが必要かチェックしてみましょう。

こまめに空気の入れ替えをする

部屋の空気をこまめに入れ替えるだけで、集中力を維持できます

 

人間は二酸化炭素濃度が上がると、集中力が下がったり眠くなったりすると言われています。特に部屋が狭い人は、二酸化炭素濃度が高まりやすいです。

 

みなさんも学校の教室で眠くなった経験はありませんか?

 

これは人が密集して二酸化炭素濃度が上がっているからです。

 

在宅勤務で窓も開けずに仕事をしていると、集中して仕事ができません。1時間に1回は窓を開けて空気の入れ替えをしてみましょう。

観葉植物でリラックス・集中力アップ

観葉植物を部屋のインテリアに取り入れるだけで、リラックス効果と集中力アップが期待できます。

 

テキサスA&M大学の研究によると、部屋に植物を置くだけで「集中力と生産性の向上」「記憶力が20%アップ 」という結果が出ています。

 

みなさんも自然がある場所に行って、癒された経験があるかと思います。要するに緑があるだけで、リラックスでき集中力が上がるのです。

私も机の上に環境植物を置いています。こちらはダイソーで300円ほどで購入できました。

 

視界に緑があるだけで癒されるので、ぜひ試してみてください。

 

自宅でのテレワークにおすすめのアイテム・必需品

続いて自宅で仕事をする時におすすめのアイテムを紹介します。

Webカメラ

テレワークになるとWeb会議をする機会も増えます。パソコンにWebカメラが付いていない人や画質が気になる人はWebカメラを購入しましょう。

 

Webでの会議や打ち合わせで表情がぼやけていたり、分かりづらかったりすると、コミュニケーションが上手くいかないこともあります。

 

画質は100万画素あれば問題ないですが、画面越しに資料を見たり、ホワイトボードを写したりする場合は、300万画素以上のカメラを選ぶようにしましょう。

パーテーション

在宅勤務を始めた人の中には「家族がそばにいて集中できない」という人も多いです。周りに人がいると、どうしても集中できませんよね。

 

そんな時はパーテーションを導入してみてはいかがでしょうか。

 

パーテーションとは仕切りのことで、簡易的なものから、個室のようにできるものまであります。基本的には置き型のものが多いので、ホームセンターやネット通販などで購入をしてみてください。

スタンディングデスク

スタンディングデスクは作業の効率化だけでなく、健康面でもおすすめできるアイテムです。

 

ずっと座って作業をしていると、下半身の血行が悪くなり集中力が低下します。

 

またオーストラリアの研究でも、座る時間が長い人ほど、寿命が短くなるという研究結果が出ているんです。

 

そしてスタンディングデスクを活用すれば、姿勢が良くなります。姿勢が良くなることで、集中力アップ、疲労感の軽減につながるでしょう。

これは筆者が活用しているスタンディングデスクです。

 

足が疲れるので、立ったり座ったりを繰り返して作業をしています。私が持っているものはレバーひとつで上下の調整できるので便利です。

 

いつも猫背で作業している人や運動不足を感じている人は、スタンディングデスクを採用してみてはいかがでしょうか。

ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンは作業時間の短縮につながるアイテムです。

 

在宅勤務を始めて音楽を聴きながら仕事をする人も増えました。

 

コードがあるイヤホンを使用している人もいますが、仕事場を離れる際に、いちいち外さなければなりません。また視界にコードが入って、作業の邪魔になってしまうこともあります。

 

しかしワイヤレスイヤホンなら、耳につけたまま席を外せますし、持ち運びもコンパクトで便利です。

 

最近のワイヤレスイヤホンは音質もバッテリーの持ちも良いため、コードがあるイヤホンとほとんど変わりまりません。私もワイヤレスイヤホンを使用しており、その便利さを実感しています。

ブルーライトカットメガネ

パソコンで長時間作業をする人は、ブルーライトカットメガネを推奨します。

 

ブルーライトは紫外線と同等の波長を持つ光です。強いエネルギーがあり、その光は目の網膜まで達します。

 

厚生労働省のガイドラインでも「1時間の作業をしたら15分程度の休憩を取る」ことを推奨しています。しかし仕事となると、こまめな休息も取りづらいでしょう。

 

そんな時に活躍をするのがブルーライトカットメガネです。レンズによってカットする割合が異なりますが、パソコン作業をするなら40%以上カットできるものを購入しましょう。

 

普段メガネをかけていない人も、度なしのブルーライトカットメガネがありますので、ぜひ活用をしてみてください。

 

またメガネをかけている人は、レンズをブルーライトカット対応のものに変更しましょう。

 

在宅ワーク歴5年の筆者が実践している環境づくり

最後に在宅ワーク歴5年の筆者が実践している環境づくりを紹介します。

 

どれも効果があり、すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

飲み物にこだわってみる

好きな飲み物を飲むと気分が良くなりますよね。在宅勤務だからこそ、飲み物にこだわってみてはいかがでしょうか。

 

私は自分で好きなコーヒーを購入して、仕事前に淹れています。美味しいコーヒーを飲める嬉しさだけでなく、これから仕事に入るというスイッチにもなっています

 

朝は憂鬱な気分になることもありますが、美味しいコーヒーが待っていると思えば、朝起きるのが楽しくなるでしょう。

 

ぜひ好きな飲み物を仕事に取り入れて、モチベーションを上げてみてください。

ヨガマットを活用した運動

運動をすると、やる気や意欲を高めるドーパミン 、心のバランスを保つセロトニンが分泌され、集中状態に入りやすくなる、もしくは持続しやくすなると言われています。

 

運動が心と身体に良いということは誰もが知っている事実ですが、なかなか実行に移せないという人も多いかと思います。

 

そんな時はヨガマットを活用して、軽い運動をしてみてはいかがでしょうか。

筆者はデスクの横にヨガマットを敷いて、合間に軽い運動をしています。ストレッチをしたり、筋トレをしたり、室内でも体を動かせる環境を整えることが大切です。

 

雨の日でも気にせず運動ができるので、ヨガマットを取り入れて本当に良かったと思っています。

視界からモノをなくす

先ほど、部屋とデスク周りを片付けるというお話をしました。それに加えて、視界からモノをなくすと、さらに集中力アップに効果的です

こちらは私が仕事をしている時の視線です。目の前にはモノがなく、余計なことを考える隙をなくしています。

 

仮に家具やインテリアの配置を動かせない場合は、布を被せるだけでも視界が大きく変わります。

温度と湿度で集中力を管理する

温度と湿度は、集中力や生産性に大きく関係しています。

 

みなさんも暑くてジメジメした部屋で勉強をして、集中できなかった経験はありませんか?

 

逆にエアコンで快適な部屋で勉強をすると、仕事や勉強に集中できますよね。

 

コーネル大学の研究でも、「室温を20度から25度に上げるとパソコンのタイピングミスが40%減少し、タイピングの文字量が150%増加した」という結果が出ています。

 

また湿度が「35%以下」「70%以上」になると人間は不快感を感じると言われています。

 

湿度が低いとドライアイになったり、喉が痛くなったりする人もいるでしょう。逆に湿度が高すぎると、ジメジメして仕事どころではありません。

筆者はデスクに、温度計と湿度計を搭載した時計を置いています。温度は25度前後、湿度は50%前後を目標に調整。数字を見てエアコンを操作しています。

 

温度計があるだけでも、集中できる環境を作りやすいので、ぜひ試してみてください。

フェイシャルシートでリフレッシュ

仕事に煮詰まったり、モヤモヤした時は、顔を洗ってさっぱりしましょう。私は手軽さを追求して、フェイシャルシートを活用しています。

 

デスクでサッと顔を拭いて、すぐにリフレッシュできるのでおすすめです。特に夏場は汗をかくため、男女ともに活用をしてみてください。

カフェやコワーキングスペースの利用

自宅以外での作業が許されている人なら、カフェやコワーキングスペースの利用もおすすめです。私も月に2回程度、カフェやコワーキングスペース、ネットカフェで仕事をしています。

 

みなさんも、カフェで作業や勉強が捗った経験があるかと思います。また仕事が集中できるだけでなく、気分転換や運動にもなるので一石二鳥です。

食事は作り置きしておく

私は昼休憩をしっかりと休めるように、食事は作り置きしたものを食べています。日曜日に何食分か作っておいて、それを昼食にするという形です。。

 

昼休憩に入ってすぐ食事ができるので、散歩をしたり昼寝をしたりする時間が増えました。作り置きでなくとも、スーパーやコンビニで軽食を買っておくのもいいでしょう。

通話しながらのポモドーロ・テクニック

環境づくりとは少し違いますが、私が在宅ワークを続けてきて、最も効果があった集中力アップの方法を紹介します。

 

それが「ポモドーロ・テクニック」です。

 

方法は「25分作業して5分休憩」を繰り返すというもの。作業時間を区切ることで、集中力が途切れず、1日の生産性の向上につながります。

 

しかし1人でやっていると集中力が切れてしまうことがあるため、私は同じフリーランスの友人と通話をつなげてポモドーロ・テクニックを実践しています。

相手のタイピング音が聞こえるので、作業のモチベーションが上がります。同僚や在宅勤務をしている友人がいる人は、試してみるのもいいかもしれません。

在宅勤務で時間ができた人は多い

在宅勤務で通勤時間がなくなり、家での時間が増えた人も多いと思います。今回紹介した環境づくりを意識すれば、さらに自分の時間を作ることができるでしょう。

 

そして在宅勤務はいつ終了するか分かりません。

 

今できた時間をダラダラ過ごすのではなく、副業やスキルアップに活用してみてはいかがでしょうか

 

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まとめ

今回は在宅勤務やテレワークでの環境づくりについて解説をしてきました。紹介した方法はすぐに実践できるものばかりなので、積極的に取り入れていきましょう。

 

また在宅勤務が終わって、会社に戻っても使えるテクニックは多いです。ぜひ生産性のアップに活用をしてみてください。

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