・会社つまんないし人間関係に疲れたから、いっそ海外でも行こうかな…。
・自然災害が少なくて、1年中暖かい気候の国で生活したい!
・物価が安い国でリッチに暮らしたい!
こんな風に思ったことはありませんか?
日本人の海外移住者は年々増加していることをご存知ですか?平成元年では24万6千人だったのが平成30年で51万人超なので、一昔前と比べると倍以上。海外に住む日本人は意外とたくさんいます。
低賃金で拘束時間が長く、縦社会が根強い日本での暮らしに息苦しさを感じて海外に来た、という人が実際多いですが、税金面で海外移住した方がメリットが大きい人もいれば、外国人と結婚して子育てを英語環境、海外環境でしたい人もいれば、何か本場を感じながら暮らしたいなど、
そこには人それぞれいろんな理由があります。ちなみに、留学やワーホリでプチ移住する人も年々増えています。
治安が日本より悪かったり、友達がいない海外生活が不安で、日本から一切離れないという人もいますが、近頃は海外旅行や留学も手ごろになっていることもあり、ふとしたキッカケで海外に興味を持ち始める人も多いです。
海外生活に興味を持ち、現地での生活を考えた時、よっぽどお金がある人以外は働いて生計を立てていかなければいけませんので、仕事のことは当然気になると思います。
語学力がなければ、海外でやれる仕事は簡単なバイトみたいなことしかない、家族を養うなんて到底無理と思うかもしれませんが、
そんなことはありません!語学力がなくても、海外で自分のやりたい仕事をして、しっかり生活費を稼ぐことは可能です!
現に僕は今、オーストラリアの企業やお店では働かず生活しています。
今回は「海外移住と仕事」をテーマに、海外で働いた経験もある僕の体験談も含め、海外の仕事事情やオススメの働き方についてまとめて紹介します。
今現在海外移住を考えてる人だけでなく、漠然と今のライフスタイルや働き方を変えたいと思ってる人にもぜひ参考にしていただきたい。
居心地が良い国、環境で、自分のやりたい仕事して生活するのって本当に最高なので。
目次
語学力別、海外でできる仕事
ざっくりですが、まずはどのような仕事があるのか、必要な語学力別にいくつかまとめます。
語学力(低)
・レストランの皿洗い
・日本食レストランのキッチン
・持ち帰り寿司屋などのレジ係
・ホテルの清掃員
・カーウォッシュ
・Uber Eatsなどのデリバリー
・畑仕事や工場での仕事
など、あまり話す機会がない、もしくは、話すとしても使う言葉が限られるような主に裏方の仕事は、語学力はなくてもできますし、求人で高い語学力を求められることも基本的にありません。
日本人というかアジア人が1人もいない環境だったので、そういう意味では理想の環境で働くことができました。ただ、休憩時間以外は休む暇が一切ないほど忙しい店だったので、思ったほど会話するチャンスはありませんでしたが。
でも、外国人の働き方というか、コミュニケーションの取り方が見れて、海外生活のスタートとして良い経験ができたと思いました。
僕が今いるオーストラリアでは特に、畑仕事や工場での仕事(ファームジョブ)が有名で、ワーキングホリデーで滞在する若者の多くは、日本人以外も多くの人がファームジョブに参加しています。
※その理由は次の項目でご紹介しています。
語学力(中)
・レストランやカフェのフロアスタッフ
・ローカルショップのバリスタやバーテンダー、キッチン、美容師、マッサージ師
・日本語教師
・ツアーガイド
・販売
日本人向けのツアーガイドや、日本人スタッフが多い飲食店なんかだと、そこまで語学力がなくても実際できます。使う英語がわりと限られるので。
でも、電話を受けたり小難しい質問をされたり、やはり時にイレギュラーはあるので、返答が流暢にできなくても、相手の言ってることを理解できるレベルは必要かと思います。
また、ローカルのバリスタやバーテンダー、キッチン、美容師、マッサージ師といった技術職は、スキルさえあれば語学力はあまり問わないとする店も多く、実際僕の知り合いは全然英語できないけど、ローカルのレストランのキッチンや美容院で働いてる人は結構います。
最初は指示や頼まれたことが理解できなくて厳しいと感じることもあったようですが、ある程度やることや1日の流れを掴めればなんとかなるようです。ただ、語学力がなければ上のポジションに立つのは難しいかもしれません。
日本語教師の応募は結構ありますが、日本語教師養成講座を修了していること、日本語教育能力検定に合格してるなど求められることが多く、日本人なら誰でもできるというものではありません。
人によっては個人で格安で家庭教師をしてる人もいましたが、それはあくまでサイドビジネスという感じ。
語学力(高)
・レストランやカフェなど飲食店のフロアスタッフ(マネージャー職)
・海外企業のオフィスワーク(コールセンターなど)
・翻訳/通訳
飲食店もマネージャークラスになると、接客だけでなく、電話やメールでの各種問合せや発注業務、クレーム対応、オーナーやシェフとのミーティングなど、英語力が問われる機会がかなり増えます。
海外企業のオフィスワークは当然英語力がなければやっていけません。通訳は例えば、日本語のスタッフが常駐する病院で受付業務兼通訳をしたり、日本企業の人が海外企業を訪問した際の交流会などに、スポットで通訳業務をするイメージです。
上記以外で言うと、最近だとユーチューバー(もしくは動画製作)、Uberのドライバー、もしくは海外はシェアハウスが多いので、アパートを1つ2つ借りて、そこに誰かと一緒に住むか部屋を丸々貸し出して、家賃収入を得て生計を立てる人も結構います。
ちなみにこの前Uberに乗った時ドライバーから、「Uberのドライバーは相当稼げるから、暇ならやった方がいい」と言われました。これらも語学力はあまりなくてもできることなので、語学力がなくても選ばなければ意外と仕事の選択肢はあります。
海外と日本の仕事に対する考え方の違い
・交通費が出ない
・長々した研修期間がない
・実力が伴わなければクビになる
・年齢や性別、学歴は関係ない。即戦力かどうかが大切
・トライアルがある
・チップがある(ホテルやレストランなどのホスピタリティ系)
日本よりも海外の方が残業が少なくて有休が取得しやすい、人間関係がフラットで働きやすそうな、良いイメージばかりあるかもしれませんが、それはその環境にうまく適応できたらの話。
手取り足取り優しく教えてくれる環境ばかりではないですし、面接が通って、とりあえず1回試しに働いてみて(トライアル)、合わないなと思われたらその場で不採用。
人を育てるという感覚はあまりなく、即戦力かどうかがポイントです。年齢・性別・学歴よりも実力とするところは、よく言えば誰にでもチャンスがある一方で、成果にはとてもシビア。
先輩・後輩、店員・客の関係はフラットなことが多いですが、ボスとの間の上下関係は日本みたいにキッチリしてることが多いので、ボスの指示や意向に従えなければ仕事を継続するのはまず難しいです。
個人経営の小さな会社やお店だと、仕事が問題なくこなせてもボスに嫌われたらクビということもザラ。
また、バイトで働く飲食店なんかではたまにあることですが、一時帰国するんで1ヶ月くらい長期で休むタイミングに、代わりなる人を誰か雇って、戻ったらその人が定着してて帰国後シフトが減ったということもあり、結構ドライでもあります。
一時帰国と言って音信不通になる人もいるので、お店としては仕方ないところでもありますが。
あと違いは「交通費」。日本だと支給額に上限を設けることはあっても、交通費が一切支給されないことって今時ほぼないと思います。でも海外は交通費が一切支給されないことが一般的。
週5日の通勤で月に1万円程度交通費がかかっても、それは完全自己負担となります。
自分に合う環境を見つけられれば、日本に比べてかなりストレスフリーで働けると思いますが、理想と現実は往々にして違うもの。海外での仕事はなんでも日本より良いというわけではありません。
特に日本人オーナーのお店は、結局日本人の価値観や感覚なので、日本で働いてるのと変わらないと感じることも。
留学生が多いエリアなんかでは、語学力がないけど働きたい人を最低時給以下のお金で雇うなんてこともザラにあります。
海外には日本にない良い面がたくさんある反面、日本の常識が通じないことはいくらでもあります。
海外での仕事は、どこに住むかによっても変わる
日本でイメージしてもなんとなくわかると思いますが、都会に行けば人が多くて企業やお店も多く、その分仕事も豊富。
田舎に行くと人も企業やお店も少ないので、仕事の選択肢が限られるというのは海外も似たようなもの。
海外の都会は日本よりも、留学生や観光客、移住者が多いので、かなり多国籍な都市が多いです。例えば僕が今いるオーストラリアのメルボルンに住んでる人は、4人に1人が外国人と言われるほど。
なので、英語が流暢に話せないとか、文化・習慣が違う人がいることは当たり前です。
都会だと日本人が多かったり、外国人が多くて英語が不得意な人も多いので、ちゃんと話せなくても単語のやりとりだけで済む相手もいる一方、田舎はネイティブが多いのである程度話せないと成り立たなかったり、同じ仕事をするにも住む場所によって必要な語学力に違いが出たりもします。
つまり、海外でどういうライフスタイルを送りたいかによっても仕事の選択肢は変わります。
また、ライフスタイルに関連するのが「ビザ」の問題。海外で働くには基本的に、移住する国で長期滞在ができるビザが必要になります。観光ビザ(3ヶ月以内の滞在)でどこかの国に行って、その国の語学学校に通う、いわゆる短期留学はできますが、仕事は基本できません。
3ヶ月以上の滞在を可能にするのは、学生ビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザ、リタイアメントビザ、永住権などさまざまな種類のビザがありますが、
ビザの種類は国によって違う上に、同じビザでも各国のルールによって、働ける・働けない、同じ場所で働ける期間、1週間あたりに働いて良い時間の制限があったり、全然違います。
オーストラリアを例に挙げると、学生ビザは学校に通う期間に応じて発行されるので、4年間大学に通うのであれば、4年間滞在できるビザが発給されます。
学費に生活費とあるので、当然仕事をしなければ苦しいですが、学校がある期間は1週間に20時間までしか働いてはいけないと決まりがあります。
※学校がお休みの期間は20時間以上働いてもOK。
ワーキングホリデービザは、どの国も基本的に最長1年間の滞在がマックスのところ、オーストラリアの場合ファームジョブを規定の期間行うと、最長で3年間の滞在が可能となるというルールがあります。
しかし、同じ雇用主の元では最長6ヶ月までしか働けないというルールもあります。こういったルールは突然変更されることが多いので、ここは随時確認するほかありません。
ちなみに、日本人留学生と移住者が最も多いアメリカは、学生ビザでは基本働けませんし、ワーキングホリデービザはそもそもありません。
海外移住は年々厳しくなっている
海外で働くためのビザに「就労ビザ」というものがあり、これを取得すれば、就労ビザを手配してくれた会社で働く限り、海外に住み、働くことは可能です(ビザを更新する際に申請却下されることもありますが)。
また、パートナービザという、いわゆる現地の人との結婚、事実婚によるビザも自由に働くことが可能です。
ただ昨今、移住先として人気の国や地域、つまり住みやすい場所では移民問題が増え、どこもビザ申請の基準が見直されたり、申請費用が高くなったりして、ビザの取得が難しくなっている現状があります。
さらに、ヨーロッパは特に失業率が高いことが深刻で、フランス9%、イタリア10%、スペインは15%と、現地の人も仕事に困っている人が多くいます(ちなみに日本の失業率は2.4%で、世界的に見ると超低水準)。
ヨーロッパの人たちは日本人と比べて、仕事を選ぶ人が多いというか、やりたくないことは絶対にやらないという人も多いので、困ってても仕事に就かない人もいるから失業率が高いとも言われていますが、現地の雇用を優先するために、外国人の就労ビザを発給しないことも増えています。
実際オーストラリアも年々ビザ取得の条件が厳しくなっていますし、カナダやドイツでもちょっと前まで就労ビザが下りてた職種で、申請を却下されたという人が身近にいます。
なぜ海外移住したい人は年々増えてる?
言葉が通じない、日本より治安が悪いとされているところが多い、長期滞在できるビザの取得が難しい国が増えている、職場環境が必ずしも日本より良いわけではないなど、海外移住という響きの良さとは裏腹に、大変な面もたくさんあります。
インターネットの普及や格安航空の登場で、一昔前に比べて海外に行くことへのハードルが下がっていること、あと個人的に感じることと、周りにいる人たちの意見を集約すると、
「日本の考えに囚われないで生活できること」に魅力を感じてる人が多いように思います。
例えば年功序列、縦社会ではないですし、年齢・性別関係なくキャリア形成がしやすい、同性カップルもオープンに過ごしている。
すごく肥満の人がへそ出して歩いてたり、顔までタトゥー入れてる人なんかも結構見かけますが、体型とか含めた見た目全般、貯金なども気にせず、休みの日は昼間から飲んでるような、誰の目も気にせず、今目の前を楽しく過ごそうという感覚は、日本と比べるとだいぶ違うように感じます。
海外で日本人同士会話してれば、日本語を理解できる人は基本いないから、好きなように会話できるというのも海外にいてストレスが少ない要素だと思います。
他人の目を気にせず、ありのままの自分で生活できる環境は、やはり大きな魅力。
語学力やビザの問題で、日本の方がやりたいことに挑戦しやすい側面はありますが、ただ、飲食店や美容師、マッサージ師など、サービス業で働く知り合いは口を揃えて海外の方が良いと言います。
誤解がないようにしたいのは、「海外生活=自由」というのは全然認識違い。短期留学や、小旅行で南国のビーチリゾートにでも行けばそう感じるかもしれませんが、住むとなれば話は別。
言葉だけでなく食べ物に困ったり、仕事に困ったり、家探しに困ったり、せっかく仲良くなった人たちがビザの関係でどんどん離れてしまったり、外国人のガサツさやルーズさにイライラすることもあったり、田舎に行けば差別されることもあったり。
苦労したり嫌な思いをすることは、日本で生活してる時と同じようにあるものです。特に仕事中は大なり小なり何かしら人間関係であるものですし、思い通りシフトに入れなくて稼げず、生活に困ることもあります。
海外の自由さはあくまでも、他人の目を気にすることが減る、日本っぽい人間関係のしがらみが少ないという部分的なもの。まぁここが実際快適な生活をする上で大きいんですけどね。
ただやはり、生活の軸となる仕事で苦労やストレスが多いと、なかなか現地生活を楽しむことはできませんし、ビザがあっても帰国を考えることにつながります。そこで次の項目では、どこで暮らすにも仕事に困らないオススメの働き方についてご紹介します。
海外移住でオススメの働き方
それはズバリ、「フリーランス/リモートワーク」です。
フリーランス、リモートワーク、ノマドワークなど、最近よく聞く言葉ですが、
まずは簡単に用語をご説明すると、
・フリーランス:案件単位で仕事をもらう相手が違うイメージ。一定期間同じ発注者から仕事をもらうこともありますが、基本的には仕事単位で契約して、終わったらまた違う仕事を探すスタンス。
・リモートワーク:1つの企業に専属で働くイメージ。働く場所がオフィスではなく、家やネットが繋がる場所ならどこでも良いというもの。週に1回オフィス出勤が必要なところもあります。
・ノマドワーク:ノマドには「遊牧民」という意味があって、オフィスや家、カフェなど、いろんな場所で働くことをノマドワークと言います。正社員でも営業なんかで外出が多く、場所を変えながら働く人はノマドワーカーと言えます。
どれにも共通していることは、パソコンとネット環境があれば、どこにいても仕事ができるという点。僕が今まさにこの働き方をして過ごしていますが、個人的には移動が多い人には特にオススメの働き方です。
その理由は、
・働く場所と時間が自由
・時間の無駄がなくなる(通勤や出社準備がないので)
・日本の仕事ができるので語学力で困ることがない
・移動先でいちいち仕事探しをしなくて良い
・永住権や就労ビザ以外働けない国に住んでも働ける
というところ。僕のように海外を転々としながら生活したい人にとって、フリーランスやリモートワークは非常に良い選択肢だと思います。
フリーランスやリモートワークでできる仕事とは?
・ライター
・採用/人事
・秘書
・Webデザイナー
・プログラマー
・輸入ビジネス
・動画制作
・イラストレーター
などなど。その他個人でブログやユーチューブなどやって収入を得る人もいれば、カメラマンで写真を売って収入を得る人もいます。
今の時代、パソコン1つあるだけで選択肢はかなり広がります。
ちなみにドイツやフランスには「フリーランスビザ」という、働き方がフリーランスの人に向けた種類のビザもあるので、フリーランスになることが海外移住できるビザ取得につながることもあります。
久しぶりにオーストラリアに戻って、今リモートで働いてると言うとほとんどの人が、
と言います。僕の親なんかも、何かすごいスキルがあるように思ってますが、それはやることによります。
Webデザイナーやプログラマーのような、専門的な知識が必要なものについては誰でもできるとは言えませんが、今例えば企業の事務職などで働いてて、ある程度パソコンを触ることに慣れてる人であれば、やれる仕事はいくらでもあります。
フリーランスやリモートをやっていく上で大事なのは、自分でしっかりスケジュールする自己管理能力。自立してどんどん作業できる人、もしくはその方が働きやすいと感じる人にとってはすごく合うと思います。
フリーランスやリモートワークの仕事の探し方は以下でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ここはライフスタイルや考え方次第ですが、デメリットになり得ることはあります。
例えば、どこでも仕事をしてしまうという点。オンオフの切り替えができないと、どこに行ってもついついパソコンを見て仕事をしてしまって、どこにいても仕事のことが頭にあるようになってしまいます。
日本時間の日中に働かないといけない職種の場合は、時差が大きい国だと対応が難しいこともあります。
あとは、交友関係が広がらない点。僕の場合、オーストラリアで2年間現地のお店で働き、その後ヨーロッパに移ってからフリーランス/リモートの仕事を始めましたが、僕は職場での出会いがほとんどだったので、ヨーロッパに行ってからは全然コミュニティが広がりませんでした。
2年間のオーストラリア生活では50人くらい新たな知り合いや友達ができましたが、ヨーロッパ生活では2〜3人だけ。
そして今またオーストラリアに戻ってきて、ほんの1ヶ月しか経っていないですが、前一緒に働いてた人たちの輪からいろいろ紹介してもらって、10人ほど新たな仲間ができました。
ヨーロッパでの生活はすごく充実したものでしたし、孤独な環境だからこそ得られたことも多々ありましたが、人とコミュニケーションがある生活がいかに重要か、また、人から得られることがいかに多いか、改めて気付かされているところです。
・人とコミュニケーションを多く取れる環境で生活がしたい
・田舎でゆっくり家族と暮らせれば、そんなに友達はいなくても良い
など、ここはどういう生活を望むかによって考え方に違いが出るところなので、人それぞれ意見が分かれるところだと思いますが、個人的には、ある程度海外生活が長くなって、知り合いや友達も十分にいる環境になれば、フリーランスやリモートワーク1本でやっていくのはすごく良いと思います。
ただ、初めて生活する場所の場合、コミュニティを広げるために現地での仕事もやれると良いのかなとも思います。
興味のあることはなんでも挑戦してみよう
僕が新たに海外で知り合う、まだ海外に来たばかりという人たちに多いのは、本当は接客がしたいけど、英語に自信がないから裏方の仕事をするという人。僕も最初の1ヶ月はそうでしたが、それだとなかなか前進できません。
そこでちゃんと仕事がもらえてある程度稼げて、ストレスなく働けるってなると、その環境に依存してしまうので。
海外で生活していく上で1番大切なのは、挑戦する勇気。現地で働くにしても、フリーランスやリモートワークをするにしても、興味のあることをやってみるどころか応募さえしないのは本当にもったいないと思います。
できるかどうかは自分ではなく他人が決めることですし、自分が思っていたよりも、意外とやっていけることってたくさんあるものです。
美容師や調理師のような、何かスキルや経験を持ってる人は、語学力がそこまでなくてもしっかりシフトがもらえる環境の仕事を見つけやすいですが、
オフィス仕事しか経験がなくて、英語力の関係で現地企業で働くのは難しいという人にとっては、やりたいことがなかったり、自分の力を発揮できる仕事を見つけられなかったり、仕事面で充実感に欠けることもあると思います。
海外生活をするからには、
という人もたくさんいると思いますが、フリーランスやリモートワークは副業としてもできますし、もう少し込み入ったことを言うと、為替の関係で日本円を稼いだ方が良い時期や国もあります。
充実した生活を送るためには環境に左右されない自分作りが大切で、フリーランスやリモートワークでもやっていけるようになることや、挑戦することを繰り返す姿勢でいることは、すごく強みになります。
まとめ
僕は今の働き方を始める時、今までは「なんの仕事をするか?」という目線からしか仕事探しをしたことがありませんでしたが、「どういう生活がしたいか?」という目線から仕事探しをして、現在の働き方に挑戦しました。
個人的に現在の働き方に対する満足度はすごく高く、特にやり始めたばかりの頃はかなり充実感を感じていました。
1人で毎回違うカフェに行ってコーヒー飲みながら作業したり、図書館に行って作業したり、空港での待ち時間や飛行機の移動中に作業したり、時間を有意義に使える感覚がとても好きで。
働く場所と時間が自由になったおかげで、観光するのも人と会うのもいつでも調整が可能になり、ワークライフバランスはかなり向上されたと思っています。
自分らしく過ごすための海外移住と思っている人には、仕事も自分らしく働ける選択を模索することをオススメしたく、今回はフリーランスやリモートワークという働き方についてご紹介させていただきました。興味がある人はぜひ、挑戦してみてくださいね。
この記事は、起業家やフリーランスの新しい生き方を支援する「オープンイノベーション大学」が提供しています。
オープンイノベーション大学とは、Webデザインやプログラミング、動画制作など、フリーで働けるさまざまなスキルが学べる学校で、総計24万6千人の方が学んできました。
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